大友陽平のインスタグラム(nikkan_ohtomo) - 2月14日 21時30分
【日曜の夜に】
第2回:「インタビュー」
先日、あるYouTubeチャンネルに出演し「逆取材」を受けることになった。いつもは聞く立場だけれど、聞かれるのは(しゃべるのは)めっぽう苦手…。「話が長い!」「何が言いたいのか分からない」と、最初は出演に興奮していたYouTube好きの子どもたちからも不評だ…。
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いろいろな取材の形がある中で、インタビューが1番緊張するが、1番好きかもしれない。1対1だからこそ生まれる、相手との間。特に初対面の場合、相手に少なからず警戒心もある中で、その距離をいかに縮めて聞き出すか…。
他愛もない世間話。共通の関係者にまつわる話や趣味の話…。距離が縮まるきっかけは様々。空振りすることもあるが、少しでも心を開いてくれたり、「これはまだどこにも話したことないんですけど…」と話してくれる瞬間が、たまらなく楽しい。(もちろん仕事はそのことをしっかり読者に伝えること!)
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新型コロナウイルスの影響で、そんな空間も生まれづらくなった。
「いつでもどこでも」でもインタビューもできるオンラインは、確かに便利だ。なかなかタイミングが合わずにできなかった取材が実現したこともあった。しかし、どうしても生まれてしまう物理的な「間」は、相手のふとした動きや表情を読み取ることも困難で、なかなか心も開きづらいだろうなと感じてしまう。
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今はSNSも発達し、自分発信を含め、コミュニケーションもとりやすい環境がたくさん生まれているが、やはり1対1で顔を突き合わせるからこそ生まれる言葉は重みが違うのではないか。
会議も会食もなかなか思うようにできない中、新たな生活様式を受け入れていかなければならないが、〝生の言葉〟をこれからも大事に紡いでいきたいと思う。
#日曜の夜に #エッセー?
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2021/2/14