猫沢エミさんのインスタグラム写真 - (猫沢エミInstagram)「みなさん、お待たせしてしまってすみません。その後の結果、心配して待っていたと思います。検査結果を受けて、とだ動物病院へ直行し、その後の予定とさらなる生存実現をさぐるべく奔走して、そのままにゃんフラ…という感じだったので、ご報告が夜になってしまいました。  ズバリ申し上げると、残念ながら転移はありました。  CTスキャンの結果、下顎左半分のすべてがすでにガンが広がっていて、顎の奥にあるリンパ節ギリギリまで広がっていて、首の付け根にも、転移したらしい影があったのです。しかし目の前が真っ暗になりながらも、希望もありました。  とだ先生のご判断では、まだ手術はできるレベルであると。顎の奥のリンパ節は転移のありなし関係なく、どの道とらねばならない箇所だった、ということと、このリンパ節が防御壁のようになって、全身に散るのを防いでくれた可能性もある、と。  おそらく、首のつけねは転移と見られる。それは残念なことだけど、かりにこの段階で転移がないとしても、手術日までのあと1週間で転移がある可能性はそもそもあったので。  キャミック埼玉の先生も、早期発見でしたと言ってくださいましたが、これだけ早く気がついても、あまりにこのガンの進行は速く、あらためて愕然としました。  「手術したくてもできないレベルの子もいるなかで、イオちゃんはまだできるんです。治る可能性はゼロではない。そのうえで、手術を受けるかどうか、考えてみてください。」との言葉でした。  激しい葛藤が渦を巻いています。たとえ、下顎を取る手術をうけても、あっという間に全身にガンが散らばる可能性も高い。だだ、それは細胞診の結果を待たねば正確にはわかりません。でも、イオにはそれを待つ時間すらないなかで、先にできうることをやってみる、つまり、生き残るための道を探す時間を作るという意味でも、この手術の意義はあると。  そして、仮に手術を受けずにそのまま緩和療法に入っても、余命は2ヶ月。そのうえ、かなりの苦痛が伴うと予想され、どちらを選んでも、過酷な道になる。ならば、病巣を取り除いて、根幹の痛みと腫瘍が大きくなることは、先にやるべきなのでは…あくまでも今日現在の時点ですが、私はそう考えました。  ちなみに、術後の生存率や転移の速さは、やはり細胞診の結果を待たねば見えてきません。同じ悪性腫瘍でも、比較的動きが緩慢なものもあれば、タチの悪いものもある。それによって、今後の方針も見えてくるかもしれません。   《手術をするのは根治が目的》にしたかった。でも、それを目指すのはあまりにも夢見物語だという現実をつきつけられて、逆に涙も出なかった。泣いている暇などない。どうしたら、この子に残された日々を最大限に苦痛のないものにできるか…それを必死で考えて、明日、セカンドオピニオンを取るべく、もうひとつの病院へ行ってみることにしました。  おそらく大きな打開策はないと思われます。それでも、なにかひとつでもヒントがあればいいと思って。  今日は今週二度目の全身麻酔で、体力的な低下も心配していたのですが、イオは始終落ち着いていて、家につくと、いつものようにユピガにご挨拶して、我が家なの?確認。そして、お水を飲んでおトイレに行って、ちゅ〜るを食べた後、のんびりグルーミングを始めました。なんと気骨のある子なんでしょうか。  私は、哀しみよりもその姿を今この瞬間に見れていることの幸せを噛み締めていました。それから、私の腕の中で短いお昼寝。地鳴りのようなグルグルと喉を鳴らすイオの表情は、幸せそのものでした。  思えば、糖尿病と闘って寛解してから、このガンが見つかるまでの6ヶ月が、イオの人生でおそらく一番幸せな時間だったと思う。もう一度…あと一度でいいから、この幸せな期間を数ヶ月でも作ってあげたい。そのために、私が出来ることを最大限にトライしていくつもりです。  ところで、埼玉・所沢に小動物がんセンターという、ガンの専門病院があり、そこはトータルでとてもいいと、とだ先生に勧めて頂きましたが、おそらく今からのコンタクトでは、イオを救う時間がない。それで、現時点の方針では3日に手術を敢行。時間稼ぎをしたうえで、その後の可能性をこちらの病院で探ってみる、というのが最良なのかなと。  日曜日の夕方にガンとわかってから今日までで、たった3日…3日しかなかったなんて。もう何ヶ月も経ってしまったかのような感覚です。必死です。でももう、感情が暴れたり、怖かったりはしない。たった3日で獲得したイオを守るための精神の幹は、大木のように太いと感じています。  ご連絡をくださって心配してくれた友達への個別のお伝えは、今夜はできそうにもありません。こちらで、許して頂ければ。  総括すると、手放しで喜べる結果ではありませんでした。でもまだ、より良い彼女の終焉の日々を作ってあげられる道が残されています。そのことを哀しむ時間に使いたくない。前だけを見て、やれることを最大限に探します。  みなさんへ、感謝しきれないほどの感謝を込めて。  #猫沢イオ #イオの扁平上皮ガン日記」1月27日 22時26分 - necozawaemi

猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 1月27日 22時26分


みなさん、お待たせしてしまってすみません。その後の結果、心配して待っていたと思います。検査結果を受けて、とだ動物病院へ直行し、その後の予定とさらなる生存実現をさぐるべく奔走して、そのままにゃんフラ…という感じだったので、ご報告が夜になってしまいました。

ズバリ申し上げると、残念ながら転移はありました。

CTスキャンの結果、下顎左半分のすべてがすでにガンが広がっていて、顎の奥にあるリンパ節ギリギリまで広がっていて、首の付け根にも、転移したらしい影があったのです。しかし目の前が真っ暗になりながらも、希望もありました。

とだ先生のご判断では、まだ手術はできるレベルであると。顎の奥のリンパ節は転移のありなし関係なく、どの道とらねばならない箇所だった、ということと、このリンパ節が防御壁のようになって、全身に散るのを防いでくれた可能性もある、と。

おそらく、首のつけねは転移と見られる。それは残念なことだけど、かりにこの段階で転移がないとしても、手術日までのあと1週間で転移がある可能性はそもそもあったので。

キャミック埼玉の先生も、早期発見でしたと言ってくださいましたが、これだけ早く気がついても、あまりにこのガンの進行は速く、あらためて愕然としました。

「手術したくてもできないレベルの子もいるなかで、イオちゃんはまだできるんです。治る可能性はゼロではない。そのうえで、手術を受けるかどうか、考えてみてください。」との言葉でした。

激しい葛藤が渦を巻いています。たとえ、下顎を取る手術をうけても、あっという間に全身にガンが散らばる可能性も高い。だだ、それは細胞診の結果を待たねば正確にはわかりません。でも、イオにはそれを待つ時間すらないなかで、先にできうることをやってみる、つまり、生き残るための道を探す時間を作るという意味でも、この手術の意義はあると。

そして、仮に手術を受けずにそのまま緩和療法に入っても、余命は2ヶ月。そのうえ、かなりの苦痛が伴うと予想され、どちらを選んでも、過酷な道になる。ならば、病巣を取り除いて、根幹の痛みと腫瘍が大きくなることは、先にやるべきなのでは…あくまでも今日現在の時点ですが、私はそう考えました。

ちなみに、術後の生存率や転移の速さは、やはり細胞診の結果を待たねば見えてきません。同じ悪性腫瘍でも、比較的動きが緩慢なものもあれば、タチの悪いものもある。それによって、今後の方針も見えてくるかもしれません。 

《手術をするのは根治が目的》にしたかった。でも、それを目指すのはあまりにも夢見物語だという現実をつきつけられて、逆に涙も出なかった。泣いている暇などない。どうしたら、この子に残された日々を最大限に苦痛のないものにできるか…それを必死で考えて、明日、セカンドオピニオンを取るべく、もうひとつの病院へ行ってみることにしました。

おそらく大きな打開策はないと思われます。それでも、なにかひとつでもヒントがあればいいと思って。

今日は今週二度目の全身麻酔で、体力的な低下も心配していたのですが、イオは始終落ち着いていて、家につくと、いつものようにユピガにご挨拶して、我が家なの?確認。そして、お水を飲んでおトイレに行って、ちゅ〜るを食べた後、のんびりグルーミングを始めました。なんと気骨のある子なんでしょうか。

私は、哀しみよりもその姿を今この瞬間に見れていることの幸せを噛み締めていました。それから、私の腕の中で短いお昼寝。地鳴りのようなグルグルと喉を鳴らすイオの表情は、幸せそのものでした。

思えば、糖尿病と闘って寛解してから、このガンが見つかるまでの6ヶ月が、イオの人生でおそらく一番幸せな時間だったと思う。もう一度…あと一度でいいから、この幸せな期間を数ヶ月でも作ってあげたい。そのために、私が出来ることを最大限にトライしていくつもりです。

ところで、埼玉・所沢に小動物がんセンターという、ガンの専門病院があり、そこはトータルでとてもいいと、とだ先生に勧めて頂きましたが、おそらく今からのコンタクトでは、イオを救う時間がない。それで、現時点の方針では3日に手術を敢行。時間稼ぎをしたうえで、その後の可能性をこちらの病院で探ってみる、というのが最良なのかなと。

日曜日の夕方にガンとわかってから今日までで、たった3日…3日しかなかったなんて。もう何ヶ月も経ってしまったかのような感覚です。必死です。でももう、感情が暴れたり、怖かったりはしない。たった3日で獲得したイオを守るための精神の幹は、大木のように太いと感じています。

ご連絡をくださって心配してくれた友達への個別のお伝えは、今夜はできそうにもありません。こちらで、許して頂ければ。

総括すると、手放しで喜べる結果ではありませんでした。でもまだ、より良い彼女の終焉の日々を作ってあげられる道が残されています。そのことを哀しむ時間に使いたくない。前だけを見て、やれることを最大限に探します。

みなさんへ、感謝しきれないほどの感謝を込めて。

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2021/1/27

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