林唯衣のインスタグラム(yui__hayashi) - 1月19日 16時12分

アラフォーの女性2人が主人公なのもあって、圧倒的に同じ世代の女性向けな1冊な気もしている。旦那と別居中の女性とアパートの隣人の女性が意気投合して2人で失踪した旦那のいる島に旅にでるお話。最近年齢の事を嘲笑されて不快な気分になっていたんだけど、冒頭から年齢の事で同じ気持ちになってる主人公のエピソードがあり笑ってしまった。誰もが通る道なんだろうな、きっと！たまにこういう不思議なリンクってあるよね。うふふ。夫婦生活を送っている「2人」でも、友人関係の「2人」でもただのひとりとひとりだから、寄りかからず、寄りかかられず伸びやかに進め！と解説に書いてあったけどまさしくその通りだと思った。相手に固執し続けたり、2人に粘着したら苦しくなる。個人的には弓子の考え方が良くも悪くも「自分の考え方次第でいきやすさは変わる」って事に共感できた。旦那がいなくなっても、実母が暴力を振るう事も、アパートの壁が薄くて隣の生活音が聞こえる事も、就活も、旅先で起こった事件も、決して相手を責めたりせず、自分の器を広げて、ストレスを減らす生き方。相手を変えるくらいなら自分が変わった方が楽。ってのは常々思っている事だったから。これもうさぎやの売り上げランキングを元に購入したやつです〜！

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