Nyankichi Noranekoのインスタグラム(noraneko_nyankichi) - 1月4日 13時59分

【ニャン吉の明治日本の産業革命遺産への旅 第二弾！鹿児島エリア】

③ なぜ160年余の昔にこんな巨大な炭焼き窯が！寺山炭窯跡(てらやますみがまあと)

質問！ 石炭の代わりに高温で金属を溶かす燃料となるものは？
答え・・・炭しかにゃい！

ここは、溶鉱炉や反射炉などの集成館事業の燃料として使う白炭を製造するために建設された炭窯の跡にゃり。

高さ・・・約３ｍ
直径・・・約５～６ｍ
これは、当時の炭窯としてはとても大きなものにゃりよ。

大きな熱源がないと溶鉱炉や反射炉で金属を溶かすことができないので、長く火力を保つことができる炭が必要だった・・・
斉彬が紀州熊野に藩士を派遣して炭焼きの技術を学ばせて・・・
木炭の原料となるシイやカシが多い寺山に巨大な炭窯をつくり・・・
木炭より高熱を発生する白炭を作らせたそうにゃり。

反射炉の熱源を支え続けた寺山炭窯は、日本の産業革命の縁の下の力持ちにゃり！

【お知らせ】
※寺山炭窯跡周辺一帯は災害復旧工事のため立入禁止となっており、見学及び案内所のご利用はできません。

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