nostos booksのインスタグラム(nostosbooks) - 11月3日 16時44分
『芸術家たち』の著者である河内タカさんに、ノストスで取り扱っている書籍をご紹介いただけることになりました◯ 個人的にもタカさんの普段のインスタグラムでのポストが大好きで、「タカさんだったら店頭の本をどんな風に紹介されるだろうな?」と思っていたので、このような機会をいただけて嬉しい限り。
これから #おしえてタカさん と題してポストしていきます。お楽しみに!
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1冊目◯『Herman Miller: A Way of Living』
新刊『芸術家たち 2』にはミッドセンチュリーのことを書いているのだが、ミッドセンチュリー時代の家具メーカーの中で、絶対に外せないのがハーマンミラー社だ。チャールズ・イームズやジョージ・ネルソン、そしてアレキサンダー・ジラードの三人が大黒柱となり、戦後から現在にいたるまでアメリカのモダンファニチャーを牽引してきたミシガンのジーランドという街があるファニチャーカンパニーだ。そして、そのハーマンミラー社のこれまでの歴史や役割、プロダクトやポスターや商品カタログなど、同社が保管している膨大なアーカイブ写真や資料をふんだんに使用し、いかに彼らが時代を牽引してきた凄みのある会社だったかを、10のチャプターに分け細かく網羅しているのがこの本だ。
実は、これを編集したキーパーソンの一人である、ハーマンミラー社のAmy Auscherman(エイミー・オーシャーマン)とは去年丸の内のハーマンミラー・ストアのトークイベントで知り合い、それ以来、今も彼女とはインスタでのやり取りをしている。エイミーは比較的若いのに奥の深い知識と旺盛な好奇心がものすごくて、この分厚い本を開くたびに彼女の“デザインおたく”な顔を思い浮かべてしまう。そして、エイミーのような若い世代によって紡がれたハーマンミラーの115年の歴史が、今の時代において新たな形として提示されたことに、ぼくは心の底から感動してしてしまうのである。このハードカバー本はすべて英語で書かれているものの、貴重なヴィジュアル資料が満載なので、長く持っておくべきバイブル本としてお薦めします。(河内タカ)
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【河内タカ「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」刊行記念展】
#芸術家たち2刊行記念展
河内タカによる著作「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」の刊行を記念して、書籍の販売、およびSANDER STUDIO(サンダースタジオ)による挿絵原画を展示・販売いたします。また、『芸術家たち』に登場するデザイナーや建築家、そして彼らに関係する巨匠らの作品集や図録などをノストスブックスが選書・販売いたします。
期間:
3日(火祝)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)の5日間
13:00-18:00(ご予約は不要です)
世田谷区世田谷4-2-12
著者プロフィール:
河内タカ
高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジに留学。NYに拠点を移し展覧会のキュレーションや写真集を数多く手がけ、2011年長年に及ぶ米国生活を終え帰国。2016年には海外での体験をもとにアートや写真のことを書き綴った著書『アートの入り口(アメリカ編)』と続編となる『ヨーロッパ編』を刊行。現在は創業130年を向かえた京都便利堂にて写真の古典技法であるコロタイプの普及を目指した様々なプロジェクトに携わっている。&Premiumの連載から派生した新刊『芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編』(アカツキプレス)を2019年4月に出版、続編となる『芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編』を2020年10月に出版。
@tkawachi
SANDER STUDIO(サンダースタジオ)
文化服装学院卒業。MJイラストレーションズ卒業。クスッと笑えるイラストレーションを中心に、出版・広告でのイラストレーションやキャラクターデザイン、アニメーションなど、幅広い分野で活動。
@sanderstudio
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2020/11/3