光野桃のインスタグラム(mitsuno.momo) - 9月22日 10時41分

薄水色の表紙が気に入ってベッドサイドに置いている。
ヴァルテュスが10歳ぐらいの時の、猫のミツとの暮らしを描いたドローイング集。
太い線でぐいぐい描いているのが、あの官能的な作品群より好きです。
序文をリルケが担当しているのは、この本の初版が1920年代だから。
人知れずロングセラーだったんですね。
その素晴らしいエッセイに、こう書かれていました。
「喪失は所有を確固たるものにする。突きつめればそれは第二の獲得にほかならない」
んーん、そうなのか…。
ともあれ、不眠気味でも、夜ごとページをめくって想像を巡らせるのが楽しいのです。

#ミツ
#ヴァルテュスによる四十枚の絵
#ライナーマリアリルケ序文
#ミツは日本語
#後ろ姿が可愛い
#大好きな猫ミツ
#河出書房新社

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