SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 9月3日 12時11分

アニエールを出発し、上海を経て東京に辿り着いた「ズームとその仲間たち」。寄港地の人々を彩るのは、ジャマイカの正装やサブカルミックスされた英国テーラリングとの折衷的なルックの数々。リサイクルされたウール素材を多用するなどエシカルな姿勢も。今後、アップサイクルされた商品には、新しいLVのエンブレムが付けられる予定。
ランウェイには斎藤工さんが変則ダミエ柄のダブルジャケットとパンツのセットアップで登場。肩にはパペット、やはりダミエ柄のバックパックとハットをまとった姿、素敵でした！
このショーのためにナイジェリア出身の詩人カレブ・フェミが創作し、自ら朗読した詩「ブラザー」もショーのサウンドトラックに重ねられて披露。「私のブラザーは目に見えるもののなかにも、見えないもののなかにもいる。ウィルスの中にも治療薬の中にもいるー」。
東京の港がヴァージルのアフロ・フューチャリズムとブラザーフッドに彩られた夜、花火とハーベストムーンがその出会いを祝福。
余談ですが、ルイ・ヴィトンの屋外のショーは直前まで雨が降っていても、時間になると不思議と晴れ上がるんです。南仏のマーグ財団美術館での2019年クルーズコレクションも雨が止んだし、信楽のミホ・ミュージアムの2018年クルーズコレクションも晴れやかな空でした。天気にも愛されているメゾンなのですね。
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