みたらし加奈さんのインスタグラム写真 - (みたらし加奈Instagram)「Repost from @mimosas_jp   「性暴力」と聞いた時、あなたはどんなことを想像しますか?レイプ、強姦、痴漢、盗撮、わいせつ、淫行、みだらな行為……私たちの暮らしている国では、「性暴力」にさまざまな“名前”が付けられています。しかしながら、それらを「性暴力」として受け止められている人は少ないかもしれません。  高校生の時、学校に行くと、必ずと言っていいほど誰かが「痴漢に遭遇した」話をしていました。しかし、それらの話は大抵が「性暴力」として受けとめられているわけではなく、「気分が悪かった話」として、ただの日常の1コマとでも言うかのように軽く話されることだってありました。 時には話の“ネタ”のような感覚を持っている子だっていたし、私自身もそのうちの1人でした。  他人がする「性暴力」の話は真剣に聞くことができるのに、自分の身に起こった「性暴力」の話は、どこか軽く受け止めなければならないような気がしていました。  だって自分も悪かったかもしれないから。こちらにも「相手にそうさせてしまった」一面があるかもしれないから。夜道を一人で歩いたから。お酒を飲み過ぎてしまったから。肌を見せていたから。ちゃんと断れていなかったかもしれないから。  そうやって少しずつ、少しずつ、私たちの心はすり減らされ、「自分も悪い」と刷り込まれているように感じます。  日本では、どこかで性暴力を「仕方のないこと」として、受け流さなければいけないような風潮が確かにあると思うのです。心のどこかで、「性加害をしてくる人間」という存在を“避けては通れないもの”として諦めなければならない状況があったし、大人になった今だって同じだと思います。  例えそれを告発したとしても「隙があったのではないか」とか「服装に問題点があったのではないか」というように、しんどい思いをしている側に非があったかのように捉えられてしまうことも少なくありません。  また、時には自分自身が、誰かに対して「あなたに隙があったのではないのか」と責める側に回ってしまっている可能性だってあるのです。  だけど、私たちは、傷付いていいの。自分の心の傷を認めてもいいし、悲しい思いをしながら、自分自身をさらに責める必要なんてないんです。重く受け止めていいし、誰かに助けを求めてもいい。自分を傷つけた相手に気を遣ってしまったら、もしかしたらその相手は同じ過ちを繰り返してしまうかもしれないから。  「性暴力」というと、“女性のトピック”のように扱われることが多いのですが、実は男性や子どもが被害にあっているケースも少なくありません。  表に出ている統計データはごく一部で、声を上げられない男性や、未成年の子どもたちが被害に遭うケースも後を絶ちません。特に男性の場合は、性被害について「良い経験値」のように受け止められてしまうこともあるため、ますます声を上げにくい現状があると感じています。  また、異性から受ける性暴力もあれば、同性から受ける性暴力だって存在しています。LGBTQの当事者が同性から被害を受けた場合、告発をする際に「カミングアウト」を伴ってしまうため、どうしても表面化されにくい現実があります。だからこそ、性別やセクシュアリティに関わらず、すべての人が当事者意識を持って「性暴力」や「性的同意」というものに向き合っていってほしいと願っています。  ***  最近、また「性暴力が不起訴になった」というニュースが流れました。日本では性暴力について法で裁くときに様々な「ボーダーライン」があって、その中には身体的な暴行や脅迫を受けなければ「罪」として罰せられないケースだってあります。  「些細な暴行や脅迫に屈するような貞操ならば、法律で保護するに値しない」という法解釈がまかり通ってしまうような日本で、私たちは「自衛」を求められてしまう現状があるのです。  私はこんな日本を変えていきたい。性的同意の概念が広まっていくことで、性別やセクシュアリティに関わらず、被害に遭った方々が声を上げられやすい未来にしていきたい。そう強く感じています。  もしもあなたが少しでもその"未来"に賛同してくれるなら、mimosasをフォローしてみてください。 mimosasは自分をケアしていく大切さや、正しい知識を学ぶ機会について発信しています。あなただけではなく、あなたの周りの大切な人にもシェアしてもらえたら嬉しいです。  上記に書いた文章は、wezzyさんの私の連載から抜粋したものです。全文は記事にあるので、リンクはストーリーズに貼っておきます。こちらも最後まで読んでいただけたら幸いです。」8月22日 17時50分 - mitarashikana

みたらし加奈のインスタグラム(mitarashikana) - 8月22日 17時50分


Repost from @mimosas_jp

 「性暴力」と聞いた時、あなたはどんなことを想像しますか?レイプ、強姦、痴漢、盗撮、わいせつ、淫行、みだらな行為……私たちの暮らしている国では、「性暴力」にさまざまな“名前”が付けられています。しかしながら、それらを「性暴力」として受け止められている人は少ないかもしれません。

高校生の時、学校に行くと、必ずと言っていいほど誰かが「痴漢に遭遇した」話をしていました。しかし、それらの話は大抵が「性暴力」として受けとめられているわけではなく、「気分が悪かった話」として、ただの日常の1コマとでも言うかのように軽く話されることだってありました。
時には話の“ネタ”のような感覚を持っている子だっていたし、私自身もそのうちの1人でした。

他人がする「性暴力」の話は真剣に聞くことができるのに、自分の身に起こった「性暴力」の話は、どこか軽く受け止めなければならないような気がしていました。

だって自分も悪かったかもしれないから。こちらにも「相手にそうさせてしまった」一面があるかもしれないから。夜道を一人で歩いたから。お酒を飲み過ぎてしまったから。肌を見せていたから。ちゃんと断れていなかったかもしれないから。

そうやって少しずつ、少しずつ、私たちの心はすり減らされ、「自分も悪い」と刷り込まれているように感じます。

日本では、どこかで性暴力を「仕方のないこと」として、受け流さなければいけないような風潮が確かにあると思うのです。心のどこかで、「性加害をしてくる人間」という存在を“避けては通れないもの”として諦めなければならない状況があったし、大人になった今だって同じだと思います。

例えそれを告発したとしても「隙があったのではないか」とか「服装に問題点があったのではないか」というように、しんどい思いをしている側に非があったかのように捉えられてしまうことも少なくありません。

また、時には自分自身が、誰かに対して「あなたに隙があったのではないのか」と責める側に回ってしまっている可能性だってあるのです。

だけど、私たちは、傷付いていいの。自分の心の傷を認めてもいいし、悲しい思いをしながら、自分自身をさらに責める必要なんてないんです。重く受け止めていいし、誰かに助けを求めてもいい。自分を傷つけた相手に気を遣ってしまったら、もしかしたらその相手は同じ過ちを繰り返してしまうかもしれないから。

「性暴力」というと、“女性のトピック”のように扱われることが多いのですが、実は男性や子どもが被害にあっているケースも少なくありません。

表に出ている統計データはごく一部で、声を上げられない男性や、未成年の子どもたちが被害に遭うケースも後を絶ちません。特に男性の場合は、性被害について「良い経験値」のように受け止められてしまうこともあるため、ますます声を上げにくい現状があると感じています。

また、異性から受ける性暴力もあれば、同性から受ける性暴力だって存在しています。LGBTQの当事者が同性から被害を受けた場合、告発をする際に「カミングアウト」を伴ってしまうため、どうしても表面化されにくい現実があります。だからこそ、性別やセクシュアリティに関わらず、すべての人が当事者意識を持って「性暴力」や「性的同意」というものに向き合っていってほしいと願っています。

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最近、また「性暴力が不起訴になった」というニュースが流れました。日本では性暴力について法で裁くときに様々な「ボーダーライン」があって、その中には身体的な暴行や脅迫を受けなければ「罪」として罰せられないケースだってあります。

「些細な暴行や脅迫に屈するような貞操ならば、法律で保護するに値しない」という法解釈がまかり通ってしまうような日本で、私たちは「自衛」を求められてしまう現状があるのです。

私はこんな日本を変えていきたい。性的同意の概念が広まっていくことで、性別やセクシュアリティに関わらず、被害に遭った方々が声を上げられやすい未来にしていきたい。そう強く感じています。

もしもあなたが少しでもその"未来"に賛同してくれるなら、mimosasをフォローしてみてください。
mimosasは自分をケアしていく大切さや、正しい知識を学ぶ機会について発信しています。あなただけではなく、あなたの周りの大切な人にもシェアしてもらえたら嬉しいです。

上記に書いた文章は、wezzyさんの私の連載から抜粋したものです。全文は記事にあるので、リンクはストーリーズに貼っておきます。こちらも最後まで読んでいただけたら幸いです。


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2020/8/22

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