ハミルのインスタグラム(haruhamiru) - 8月18日 06時12分
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【 父の命日に.. 】
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昨日は父の祥月命日だった.
朝から献茶を淹れ
おじちゃま、おばあちゃま、
父と大好きな叔父と4つの茶杯を供えた.
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午後から神田の近江屋洋菓子店で
お茶しようとしたら、喫茶室やってなくて、
お土産のフルーツポンチだけこーて、
豆花食べて、錦糸町へ.
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黄金湯の内覧を見学させてもろーた。
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ほしよりこちゃんの描く、
女性の一生を、日常の軽やかさで描いた壁画に、
グッときた。
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乾杯の時にオーナーのご家族の言葉に
しみじみ。消えゆく文化の一つが、銭湯.
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ウチのおじいちゃまが風呂屋さんを
始めたのが65年?前。
小さい頃はそのエリアの人が集う大混雑の社交場.
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毎日、朝ドラばりの出来事が繰り広げられて、
家族はいつも忙しそう.
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お風呂屋さんしながら、
日本舞踊を教える母のお弟子さんが
週3回の来る、番頭さんも裏に住んでて、
下宿屋もやってて、
人の出入りがすごい家だった。
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幼い頃は、どこまでが家族でどこまでが
他人かわからなかったと思う。笑。
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踊りの長唄流れたかと思うと、
おばあちゃまのお三味線も鳴り響き、
向かい側にあったお寿司屋さんのカウンターに
夕方はおじいちゃんがいるから、
そこ狙って、幼い私がしれーっと膝にのって、
寿司を数貫食べて、お風呂屋さんで
アイスくすねて食べる日常.
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本やお茶や器が大好きな父は東京の大学出て、
地元に戻りサラリーマンしていたが、
60歳前に実家を継いだ。
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この消えゆく銭湯という文化を残す意義など
活動していたらしく、亡くなる年に、
天皇さまから秋の叙勲で、勲章を頂いた.
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父の命日に黄金湯さんの
新たな出発に触れさせて頂いて感慨深い.
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小学校に入る前くらいの記憶がわぁっと
思い出して不思議な時間だった。
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その後、いつもの赤坂のソルロンタン屋に、
一緒にいった草場妙子ちゃん、香菜子ちゃん、
木寺のりおさんと、みんなでご飯食べて、
ほくほくして帰った日。
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いい命日やった。
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2020/8/18