荒澤守のインスタグラム(mamoru_arasawa) - 7月14日 23時44分

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今日の御婦人たちの会話は傑作だった。
自らを蔑みながら笑いを取りあっていた。
あんなに笑って話ができていたら、世の中平和だろう。
お肌事情に、カツラの話、遺影の話に、昔話。
とてもユーモアに溢れる会話だった。
３人の息がピッタリとあった、トリオのコントラヂオを聴いているような感覚だ。
ボケとツッコミと合いの手が、バチッとキマッた爽快な貴婦人の壮絶ラリーを僕は独り占めしていた。
読書をしていたが、その話に耳はダンボ。
数行読んでは、メモメモ。
1人で笑いが止まらなくなるほどだ。
本を読むより、眺めていて、その顔はニヤけていただろう。
だが、御三方は話に夢中。
バレてない、バレてない。
お一人がお帰りになると、喫茶店のママさんが
「本読んでるのに騒がしくてごめんねぇ。」
と、温かいお茶をサービスしてくれた。
こんなに温かく感じたお茶は、祖母が淹れてくれたお茶の他、味わったことがない。
もう、それだけでこの喫茶店のファンだ。
店内には写真家さんの作品が飾られていて、時には、書、絵、など多数のコンテンツのギャラリーになっているそう。
あちらには、手作りの装飾品が販売されていた。
隅から隅まであたたかな空間。
おまけにおトイレまでお綺麗だときたら、心地よくならざるを得ない。
とてもゆったりとした午後過ぎを堪能させてもらった。
心がほぐれ、なんとも言えない感覚だ。
帰り道に、人知れずスキップをしてしまったのは内緒だ。
こんな昼下がりを過ごせたのは、今日の幸せの一つになるだろう。
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#日記

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