25ans Officialのインスタグラム(25ansjp) - 6月5日 21時02分

読むと映画が観たくなる！「キネマの神様」「映画篇」

25ansエディターの好きなモノ・コトをご紹介する連載‟Editor's Love”。今回は、エディターK也がお届けします。 

緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。ステイホーム週間に引き続き、家の中で癒されるのに映画鑑賞は欠かせません。

今回紹介する2冊で取り上げている作品は、観たことがある人は、また見たくなり、観たことのない人は心が誘われます。

まずは原田マハさんの「キネマの神様」。映画好きでギャンブル好きの放蕩親父（ゴウ）と娘の歩、名画座の館長、映画雑誌の編集部が中心となり物語は進みます。家族の絆や映画業界を取り巻く環境を紹介しながら、数々の映画を紹介しつつストーリーが展開されます。

2021年には山田洋二監督で映画化が決定。当初は志村けんさんが主演に予定されていた作品ですが、逝去を受け、親交のあった沢田研二さんが主役を引き継ぐことになったようです。封切られたら、ぜひ映画館に足を運びたいと思っています。

もう一冊は金城一紀さんの「映画篇」。5つのストーリーには５つの映画が関係し、恋愛や友情、正義、そして家族愛を描きます。それぞれが映画を観ることによって救われる、そして明日への活力が生まれる、温かい作品です。著者には「対話篇」という作品もありますので、そちらもおすすめです。

この2冊で「最近、映画を観ていない」という方が、映画が観たくなるといいなあ、と思っております

ではまた次回をお楽しみに！　K也

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