信濃岳夫のインスタグラム(takeoshinano) - 4月29日 01時04分
【真面目なのか真面目じゃないのかわからない、僕のマネージャーNくん】 〜第二話〜 #吉本自宅劇場
#家1グランプリ
#新喜劇のタブーに触れてます
#しかし真実はなんて滑稽な
#そんなお話です
我ら新喜劇座員はなぜか異常なほど大事なことを会社から教えてもらえない。
例えば、誰かが座長になるってなった時、誰がいつなるのかというのは前もって一切教えて貰えない。
(すっちーさんや藍ちゃんが座長になった時、ほとんどの座員がテレビで知ったくらいだ)
他にも、以前とシソンヌのお2人が急遽新喜劇に出演するとなった時、その理由を我々座員は知らなかったので素朴な疑問で「なぜ出るようになったのか」を聞いた。
しかし、なぜか「まーまーまー」となだめられて教えて貰えなかった。
(なんだったらシソンヌほどの人材が新喜劇に出てくれるのは大歓迎で嬉しかったから聞きたかったのに)
他にも誰かが退団するとか急遽休むとか、そういうのもなぜか一切前もって教えてもらえない。
僕は不思議で仕方なかった。
なので僕はある日、マネージャーのNくんを喫茶店に呼び出し問いかけた。 「どうして新喜劇座員には何も教えてくれないんだ?」 すると彼は答えた。 「信濃さん…僕だって教えたいですよ。でも、皆さんを守る為なんです!!もしこの情報が発表の前に回れば誰かが喋ったって疑われます!!!そんな事になる方が嫌なんです!!!!だから秘密にしてるんですよ!!!!!」 なんて熱い奴なんだ。
そうか、そんな理由があったのか。
だから嫌われ役を買ってでも誰にも何も言わなかったのか。
僕は非常に申し訳ない気持ちになった。
しかし、それと同時に違和感も覚えていた。
さらにNくんは興奮抑えきれず続けた。 「座員の皆さんには…!!!!!!!」
「僕だって新喜劇の為に…!!!!!!」
「吉本の芸人さんにとって…!!!!!!!!」 その時、違和感が確信に変わった。 …こいつ、声めっちゃデカい。
そういえばコイツは前々から自分の喋りたい話になると興奮してだんだんと声がデカくなる傾向があった。
しかも芸人顔負けなくらい声が通る。
気付けば周りのお客さんは全員こっちを見ていた。
僕は思った。
お前ちゃうんか。
お前が興奮してデカい声で喋るから内部事情が漏れる危険性が出てるんちゃうんか。
お前ちゃうんか。
そう思っている僕を尻目に、彼は熱く大声で喋り続けていた。
僕のマネージャーのNくんは、真面目なのか真面目じゃないのかわからない、しかしどこか憎めない男である。
#ちなみにそのNマネージャーは
#僕だち4リーダー全員のマネージャーです
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2020/4/29