si ouxさんのインスタグラム写真 - (si ouxInstagram)「リモートワーク用のおしゃれ着「リモ着」のラインをはじめます。 @upABORN で。今日着てるのはサンプル。  #きょうの太陽浴  dress #upaborn  boots #rickowens hat #viviennewestwood    ここから先は、伝えるのには時間が必要だった 結構まじめな話です。 . . . . . [ 読むのにかかる時間:5分 ] . . . 以前運営していたブランドの後期、洋服を作っていたのだけど、いわゆる大人の事情で、売る自信のある量を遥かに超えた、べらぼうに大量の枚数を作らなきゃならなかった。 私にはその数を決める権限がなく結果、売れずに残った商品、結構な量の不良在庫が残った。   それって売れずに残ってる商品のストックってことだから、資産ってことになる。資産には税金がかかるのね。 将来的に売れるか分からないにも関わらず、税負担が増えてしまうってことはすごく良くない状況。 そうなったときに、商品を「捨てる」っていう選択を迫られた。   これまで売れる自信のある量しか作ってこなかったからこんなの初めてで、なにより自分の身を削り出して物作りをしている気持ちでやってきた私にとっては、その分身のような存在を廃棄するという事実は本当に受け入れ難いものだった。   私は捨てるためのものを作っていた?ゴミを?私の創作はゴミ? そこまで落ち込んだ。何も思いつかなくなってた。  もう、一生何か作るのはやめようと思っていました。  だから最早、そのブランドに私がいる意味は無くなってしまったのでした。瞳から光を失った、作れない。 突然退任すると言ってごめんね、そういう事情があった。   そういう状況は、実はアパレル界全体でみたらありふれた話。ありふれすぎて大問題になってる。 サスティナブルって3ヶ月前くらいはみんな騒いでたよね。今はコロナでそれどころじゃないけど一方で確かに進行してる。     ブランドを離れたのが2019年夏の終わり。 それから何も考えない、なんにもしない、ほぼ寝てる生活を送ってた。 廃棄のトラウマから形に残らないことがしたくて、調香師の仕事を本格的に始めた。 すると新陳代謝してか原因不明の月イチの発熱も、逆転していた生活リズムも急に正しく良くなった。    そんな頃、調香の現場から雨の帰り道、道路に落書きされた「FUCKING TAX」の文字を写真に撮ってた。気がついたら。 この誰かの叫びが私に、お前はどうなの?やれんの?と言っているようだった。   それでその写真をTシャツにプリントした。 突き動かされたように動かした手の感触で、どうやらまた作れそうな気がしてた。 もう二度とあの気持ちを味わないため、新しいやり方の物作りをはじめよう。   そこで思いついた方法は、 誰の手にも取られず悲しいことになってしまう服を救出し、私の手を介することで新しいものに生まれ変わらせる、という服作りの蘇生法。   これを実行するには、どこに助けに行けばいいの?とかまとまった数確保できるの?ということなど様々な問題があるけど、まずはできることからはじめてみようと思っています。 失敗するかもしれないけど、挑戦してみます。全部込みで見ていてくれると嬉しいな。   そしてこのやり方にすることで、スピード感を保てるようになる。 今さ、一週間で自分の状況も価値観も変わってるよね。これまで通りのやり方じゃ遅すぎる。    みんな今何が欲しい?
私は、おうち時間用のラクだけどかわいい服が欲しいよ。もうマスクはいいかな、家から出ないからあんまり使わないのよ。  だから、家にいながらにして気分が上がる服「リモ着」のラインをはじめます。応援を、お願いします。    もっと自由に、もっと早く、全力で。私はそういうふうに作って生きていたいよ。 それが私の生きる道。(PUFFY)    #upaborn #あぱぼん」4月24日 22時03分 - si_oux

si ouxのインスタグラム(si_oux) - 4月24日 22時03分


リモートワーク用のおしゃれ着「リモ着」のラインをはじめます。 @upABORN で。今日着てるのはサンプル。

#きょうの太陽浴

dress #upaborn 
boots #rickowens
hat #viviennewestwood 


ここから先は、伝えるのには時間が必要だった
結構まじめな話です。
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[ 読むのにかかる時間:5分 ]
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以前運営していたブランドの後期、洋服を作っていたのだけど、いわゆる大人の事情で、売る自信のある量を遥かに超えた、べらぼうに大量の枚数を作らなきゃならなかった。
私にはその数を決める権限がなく結果、売れずに残った商品、結構な量の不良在庫が残った。


それって売れずに残ってる商品のストックってことだから、資産ってことになる。資産には税金がかかるのね。
将来的に売れるか分からないにも関わらず、税負担が増えてしまうってことはすごく良くない状況。
そうなったときに、商品を「捨てる」っていう選択を迫られた。


これまで売れる自信のある量しか作ってこなかったからこんなの初めてで、なにより自分の身を削り出して物作りをしている気持ちでやってきた私にとっては、その分身のような存在を廃棄するという事実は本当に受け入れ難いものだった。


私は捨てるためのものを作っていた?ゴミを?私の創作はゴミ?
そこまで落ち込んだ。何も思いつかなくなってた。

もう、一生何か作るのはやめようと思っていました。

だから最早、そのブランドに私がいる意味は無くなってしまったのでした。瞳から光を失った、作れない。
突然退任すると言ってごめんね、そういう事情があった。


そういう状況は、実はアパレル界全体でみたらありふれた話。ありふれすぎて大問題になってる。
サスティナブルって3ヶ月前くらいはみんな騒いでたよね。今はコロナでそれどころじゃないけど一方で確かに進行してる。




ブランドを離れたのが2019年夏の終わり。
それから何も考えない、なんにもしない、ほぼ寝てる生活を送ってた。
廃棄のトラウマから形に残らないことがしたくて、調香師の仕事を本格的に始めた。
すると新陳代謝してか原因不明の月イチの発熱も、逆転していた生活リズムも急に正しく良くなった。



そんな頃、調香の現場から雨の帰り道、道路に落書きされた「FUCKING TAX」の文字を写真に撮ってた。気がついたら。
この誰かの叫びが私に、お前はどうなの?やれんの?と言っているようだった。


それでその写真をTシャツにプリントした。
突き動かされたように動かした手の感触で、どうやらまた作れそうな気がしてた。
もう二度とあの気持ちを味わないため、新しいやり方の物作りをはじめよう。


そこで思いついた方法は、
誰の手にも取られず悲しいことになってしまう服を救出し、私の手を介することで新しいものに生まれ変わらせる、という服作りの蘇生法。


これを実行するには、どこに助けに行けばいいの?とかまとまった数確保できるの?ということなど様々な問題があるけど、まずはできることからはじめてみようと思っています。
失敗するかもしれないけど、挑戦してみます。全部込みで見ていてくれると嬉しいな。


そしてこのやり方にすることで、スピード感を保てるようになる。
今さ、一週間で自分の状況も価値観も変わってるよね。これまで通りのやり方じゃ遅すぎる。



みんな今何が欲しい?
私は、おうち時間用のラクだけどかわいい服が欲しいよ。もうマスクはいいかな、家から出ないからあんまり使わないのよ。

だから、家にいながらにして気分が上がる服「リモ着」のラインをはじめます。応援を、お願いします。



もっと自由に、もっと早く、全力で。私はそういうふうに作って生きていたいよ。
それが私の生きる道。(PUFFY)



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2020/4/24

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