石田剛規のインスタグラム(takakishida31) - 3月28日 00時08分

記憶に残るシーズン。

B2で戦うことが出来る高揚感、連勝出来た時の充実感、連敗している時の苛立ち、選手が成長していく姿への喜び、苦難を乗り越えた姿からもらう勇気、献身する選手・スタッフに涙を流したり、本当にいろいろありました…応援してくださった皆様には本当に感謝しています。

今シーズン、選手たちには時折伝えていました。当たり前の今は当たり前ではなく、いつ最期になるかわからないということ。いつ怪我をして選手生命が絶たれるかか分からない。自分の経験からはそんな意味合いが強かった訳ですが、今季はそれだけではなく、考える機会が多くありました。

NBAスーパースターの不慮の事故、コロナウイルスによる現在進行系の被害の拡大、そして発表されたリーグの中止に加えてのB2ライセンスの失効。当たり前の今が当たり前ではないということを実感する出来事が相次ぎました。ほんの60日間に起きたことです。

事実は小説よりも奇なり。というわけではありませんが、喜怒哀楽の波がこんなにも多く押し寄せる時間が、生きてきた中であったかなぁと、たった37年間ではありますが、振り返っています。ドキュメンタリーにしたいくらいそれぞれに深いストーリーが詰まっていました。

辛い、悔しい、やるせないと感じるだけでなく、これだけの経験をできることは稀で、全てを自分の糧にしたいと考えています。そしてこんな経験を出来るのも普段支えてくださる方々、応援してくれる、見守ってくれる皆様のおかげです。感謝しかありません。ありがとうございます。

まずは、世界全体が穏やかな日常を取り戻せる様に小さな努力や行動を積み重ねていきましょう。当たり前の生活が戻ってきた時こそ、スポーツの力を発揮できるように。勉強をしたり引き出しを増やしたりして成長しておきます。もちろんそれまでも、たくさんのことを発信出来ればと思います。

繰り返しにはなりますが、本当にありがとうございました。スポンサーの方々、応援してくださる方々、現場とフロントのスタッフにも感謝です。もちろん選手にも。

まずはみんな、健康に気をつけて過ごしましょう。うがい、手洗いしましょう。

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