志村雄彦さんのインスタグラム写真 - (志村雄彦Instagram)「忘れないでほしい人間は忘れてしまう動物だということを9年間嫌という感じさせられた。 2011.3.11 全ての価値観が崩れていく様を目の当たりにした。命に重さも大きさもないはずなのにいくつもの尊い命が一瞬にして失われた。悪い夢を見ているようだった故郷の変わり果てた姿を見たのは翌日で地割れの続く道、暗闇の中で燃え上がる炎、生きることで必死だった。生きるってこんなにも大変で、不安で、恐怖で、保証も一瞬にして吹っ飛んだ「チームが解散」と告げられた時に言葉は聞こえたけど、意味は理解できなかった。理解しようとはしてなかったかもしれない。もう2度と仙台でプレーする事はないとしかその時は思えなかった。沖縄が受け入れてくれる事実を聞かされた時に、キングスの社長である木村さんに「ありがとうございます。命の恩人です」まだ震災発生から2週間しか経っていなかった、電気は復旧していたけど水道もガスも通ってなかった。故郷を離れるのに罪悪感を感じたけど、避難所にいた方々の「バスケ頑張ってね！応援してるよ」避難所の近くの校庭で子供たちとバスケした時に、バスケしようと決意した。自分が生活するために、自分がよければいいやと思っていたバスケに対する考え方が全て変わった仙台・宮城の人のため闘い続ける故郷のためにプレーし続けようと命を燃やし続けた「命をかける」覚悟がない時は怖くて言えなかった言葉が覚悟が決まれば恐怖もなくなっていた生かされるものとして命が尽きるまで闘い続けようそれが生かされたものの宿命だからあの時と似たような状況に陥ってる先が見えない不安と闘いながら、見えない敵と闘っているチームが復活した時に誓った言葉がある「これからは明るい夢をみましょう！優勝という明るい夢をみましょう！」まだ成し遂げていないものがある。あの時共に闘った仲間と一緒に！」3月12日 22時09分