大日方久美子のインスタグラム(kumi511976) - 12月19日 16時43分
・
先日お邪魔した修善寺の @ochiairo は明治7年から続く有形文化財のお宿。
昭和初期に建て直しをした際は木材と職人集めにお金も時間もいとわない。と2年の歳月をかけ、設計図も引かず宮大工たちの腕と経験で5年もの歳月をかけて建てられたそうです。
明治時代は島村藤村
大正時代は川端康成
昭和時代は北原白秋
名だたる文豪たちに愛されたおちあいろうには、今では再現が難しい手作りのガラスや障子の飾り、そして樹齢3000年を超える紫檀の柱など数々の貴重な文化財があり、まるでアート作品を見ているように夢中になりました。
建物の歴史などを説明をしてくださる時間帯があったのですが、それも有形文化財に指定されているおちあいろうだからこそ。知らないことを学べる時間があるなんて!と、とても楽しかったです。(本当はもっともっと聞きたかったくらい)
そして何より感動したのはホスピタリティーの高さ。
付かず離れずの間のいい距離感や丁寧な言葉遣いなど、心地の良い時間を過ごすことができたのですが、1番感動したのはチェックアウトをし、玄関で靴をはいた瞬間でした。
預けていたブーツをはいたら、じんわりと温かったんです。そしてよく見ると、ブーツが綺麗になっていて…。 こんな経験は初めてで、温かいブーツに足を入れることがこんなにも幸せなのかと、一瞬で感動し涙が出そうになりました。
温めておいてくださったのかお聞きしたのですが、ニコッと会釈されただけで、何も仰らない姿にも奥ゆかしさを感じなんとも言えない気持ちに。
これが日本が誇るおもてなしなんですね。
145年続く旅館で働いていらっしゃるという責任感とプライドを持ち合わせていらっしゃるのだと思います。
接客業を生業としているので接客される側になると少々厳しい目で見てしまうのですが、感動して涙が出そうになったのは、数えるほどしかありません。
相手を想い先を読み行動するという、接客の極意を見せていただきました。
今回 @kiyomi medeiros のお祝いで伺いましたが、私にとっても一生忘れないプレゼントをいただいた気分です。
これからの自分にとても大切なことを教えてくださったおちあいろう。
特別な場所がまた一つ増えて嬉しい。
・
・
#自分メモ
#信長の気持ちがわかったよね
#秀吉の凄さもわかった
#誰かの為にできることを惜しみなくできる人でありたい
#おちあいろう
#修善寺
#ochiairoumurakami
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
930
6
2019/12/19