Harper's BAZAAR Japanのインスタグラム(harpersbazaarjapan) - 11月30日 14時57分
息をのむほど美しい、麗しきロイヤルジュエリーの歴史
英国王室メンバーにとって、ジュエリーは単なる装飾ではない。石からセッティングまで、政治的なパワープレイ、先祖から伝わる家宝、または国宝と、すべてに重要性がある。ここに王室のコレクションである最上級のティアラ、イヤリング、リング、そしてネックレスの数々をご紹介。
1枚目:CAMBRIDGE LOVER'S KNOT TIARA(ケンブリッジ ラバーズ ノット ティアラ)
クイーン メアリーズ ラバーズ ノット ティアラとしても知られるこのダイヤモンドとパールがあしらわれたヘッドピース。これは1913年メアリー王妃がイギリスの王室御用達ジュエラーのガラードに依頼して、彼女の祖母であるアウグステ・フォン・ヘッセン=カッセル妃が所有していたティアラの複製を制作させたもの。
エリザベス女王によって受け継がれたが、チャールズ皇太子との結婚にあたってダイアナ妃に贈られた。しかし、ふたりが離婚した1996年にこのティアラは女王に返却された。現在は女王が所有しており、特別な機会にこのティアラを借りることの多いキャサリン妃のお気に入りだ。
2枚目:THE CARTIER HALO SCROLL TIARA(ザ カルティエ ハロー スクロール ティアラ)
ケンブリッジ公爵夫人が結婚式で着用したティアラは女王から貸与されたものだが、もともとそれは1936年にジョージ6世から彼の妻エリザベス(皇太后としても知られる)に贈られたウエディングギフトだった。
そして皇太后は現女王の18歳の誕生日にそれを贈った。1,000石以上にもおよぶダイヤモンドがセッティングされ、女王の妹であるマーガレット王女も時々着用していた。
3枚目:THE QUEEN MARY DIAMOND BANDEAU TIARA (ザ クイーンメアリー バンドゥ ティアラ)
サセックス公爵夫人、メーガンの結婚式で見られた豪華なバンドゥ ティアラは、エリザベス女王の祖母(メアリー王妃)のために、1925年にガラードによって製作された。当初サファイアが中心に据えられていたが、ダイヤモンドに付け替えられた。結婚当日、女王がメーガンに貸与したこのティアラは、マーガレット王女も度々着用した。
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2019/11/30