北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 11月12日 17時28分
築40年の賃貸マンション。簡単DIYで、あこがれのインテリアを実現。
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何気なく置かれたビンテージの
テーブルや椅子、蚤の市で見つけた
ちいさな雑貨たち。
日当たりのいい窓際に
気持ち良さそうに並んだグリーン。
肩の力の抜けた居心地の良い
部屋づくりのヒントを
教えてもらいたい!
と、今回お話を伺ったのは、
菓子作家の吉田菜々子さん。
吉田さんは、
「thumb and cakes」 名義で、
シュガーケーキや
アイシングクッキーをつくり
広告や雑誌、イベントなどで
活動されています。
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■ 吉田さん
「緑の木々が窓から見えて気持ちがよかったのと、以前は仕事場を別に借りていましたが、一緒にしたいと思っていたので、広さのある家を探していたんです。
賃貸なので引っ越す際には元に戻す必要がありますが、自由に改築していいところも魅力的でした。
ひとり暮らしをはじめたときからずっと、モダンというよりは、温かみのある気取らないテイストが好みのインテリアなのは、イギリスの田舎の家がイメージソースになっています。
ビンテージの家具が好きなので、以前は出会ったタイミングで『いま買わなきゃ』と思い、集めていたんです。
たくさんありすぎて家具に埋もれるほどでしたが、引っ越したときに、部屋に入りきらないテーブルや椅子を思い切って処分しました。
年齢を重ねて好みがよりはっきりしてきたこともありますし、ものを減らしたことで、掃除がラクになりました。
不思議と、気持ちも軽くなりましたね。
今も、もう少しものを減らして、本当に自分の好きなものだけに囲まれた空間をつくりたいと思っています。
そのほうがもっと居心地がよくなると思うんですよ。
子どもが生まれてくる予定なので、ガラス戸の棚は処分したほうがいいかもしれないなとか、家具類は固定したほうがいいかもとか。
家族が増えてもものは増やさずに、そのときの自分たちに合った、生活しやすいインテリアに整えていきたいです」
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心地よさに敏感に、
違和感を覚えたら見逃さず、
思い切って処分するなり
DIYするなりして、解消する。
あきらめずに、何度でも
納得がいくまで試す。
吉田さんのお話からは、
素敵なインテリアはそんな
試行錯誤の繰り返しから
実現することがわかりました。
すぐに完成しなくてもいいから、
まずはできることから一歩ずつ、
自分らしいインテリアづくりを
はじめたいと思ったのでした。
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2019/11/12