服部由紀子さんのインスタグラム写真 - (服部由紀子Instagram)「しんさんです！みんなわかるよね？ 3/4 サプライズ結婚式をしたしんさん。しんさんは何でも全て書いてくれって愛のある言葉をいつもくれる。それは、しんさんはいつも私の事、みんなの事を想ってくれてるから。ハワイにいる間にしんさんからメールが来た。「今の治療がもう効果が無い。最終治療に変更で、あとは運なんだ。もうもたないかも…。どれだけ自分に時間あるかわからないけどやれることはとりあえずがんばる。ただメンタル相当おちてるけどねー」「しんさん。もたないって言葉はあかん。現状は聞いたから、どう生きていくかよ。早めに会おう。」ハワイから帰ってきたその日、そのまま銀座に直行。約束をして会った。いつものしんさんがいて、痩せてた。でも、声も、笑顔もそのまんまよ。歩いてここまで来るにもしんどいだろうに、30分くらいしか話せなかったけれど、今やる事をやろう！やりたい事全部やりきろう！そんな話をしました。サプライズ結婚式の事を思い出して、この投稿と共にもう一度振り返りたい。沢山の方が共感してくれて、感動が生まれた。1万近い、いいねの数は、リアルな数。よかったら読んでください。そして、今やれる事。毎日精一杯生きる事を、読んでなにか感じた方は、しっかり考えて欲しい。しんさん、頑張って生きてるよ！強く生きてます！私も毎日想っています。今日精一杯生きなきゃ、明日はない。明日後悔しないように、今日も最高の1日だった！って言える過ごし方をしよう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日は3/4。長い文章だけれど、しっかり書きたくて。今日はとても素晴らしい1日だった。サプライズ結婚式だったんです。突然連絡がきたのは、私が去年担当した花嫁のりさちゃんから。友達のかおりさんの結婚写真撮りを是非私にお願いしたいとのこと。 2人は結婚3年目。イギリスに住む2人は、色んな生活の環境の変化が大変で、結婚式を後回しにしてたそうなんです。そんな当たり前の毎日が過ぎ、去年、年末に発覚した病気。膵臓癌。新郎のシンさんに。「写真だけでも撮りたいんです。」それを聞いた私は、提案をしました。ならば、結婚式をしようよ！せっかく写真を撮るんだから、結婚式してあげなきゃ！今日の1ヶ月前から急遽スタートしたサプライズ企画。もちろん治る希望を持って。でも2人にとって、今の時間を大切にしなくてはなりませんでした。花嫁のかおりさんに結婚式をする事はだけは内緒にし、かおりさんを抜いてスタッフと、この企画メンバーでLINEグループを組み、毎日色んなことの確認のし合い。想いを理解して協力してくださる素晴らしい会場がみつかり、素敵なドレスとタキシードが揃い、カメラマン、映像、ヘアメイクと、どんどん仲間が集まる。そして、3/4今日。仕上がって大喜びのかおりさん。それを見て、本当に綺麗だと伝えるシンさん。そして開かれた結婚式。中には家族と友人が。友達からのサプライズブーケとブートニア。動画を見てもらったら、わかると思う。決して大きな結婚式では無かった。立ち振る舞いや、歩き方だって、普通の結婚式とは違って、その場の雰囲気でスタート。でも、誰もが感じた大きな感動と、大きな喜びと、心からの大きな拍手。毎週末に聞く牧師先生の言葉が今日はとてもゆっくりと話すように感じ、言葉一つ一つの意味を考えながら聞いた。心に響いた。当たり前のように在る人を、当たり前のように感じれる喜び。触れたかったら直ぐ側にいることへの感謝。日々、人へ何かしら不満や文句を言ってしまう事はあるけれど、それも言えるのは、そこに存在する事を当たり前と思っているから。普通って、なんや？普通ってどんな意味？一年後、1ヶ月後、むしろ1秒後には、普通は無くなっている事もあるんだよ。私も今日という日を、大切な1日を任せてもらえて、改めて自分が求められる事にも奇跡を感じた。普通じゃない。決して普通じゃない。いのちは尊い。そして結婚式も尊いもの。結婚式をやりたくても、出来なかった人もいるだろう。もしかしたら、結婚式を今も悩んでる人もいるでしょう。今まで関わってくれた人への感謝を伝える日。これからも頑張りますと誓う日。迷っていて、後悔するかもしれないなら、今出来る精一杯をやろう。新郎のシンさんから、私達への託された想い。「僕の病名も言ってもらって構わない。全て伝えてもらっても大丈夫。そして、服部さん達の仕事に繋がり、またこの世の中になにかを伝えられるなら」そう、言ってくださいました。そして、なによりも、『やってよかった』この言葉が全員の今日までの心をホッとさせてくれました。それがシンさんの人への愛であり、生き方です。私は、私の存在で、人に何かを伝えられて、人に幸せになってもらう為の役割を与えられました。それを幸せと感じています。だから、こうやって、私を選んでくれる人がいるんです。もっと考えてみよう。自分の在り方。生き方。そして、時間の尊さを。」10月1日 19時42分