. . 大好きな南仏の中で唯一、何となく苦手意識を感じている街が有ります。まぁ苦手と言っても大きなマーケットが開かれる街なので、好き嫌いなんて言ってる場合じゃないんですけどねぇ。 . でも初めて来た時から何となく苦手。何でって聞かれても何となくとしか答えられない位に苦手w 街の名前は伏せて仮に坂道の街とでも言いましょう。 . その坂道の街…苦手意識があるのに毎回来る度に優しさに溢れんばかりのミラクルな事柄がよく起こるんです。例えば… . 超ディレイして夜遅く到着した駅前にTAXI一台も居なくて呆然としていたら、たまたま居合わせたムッシュが時間も遅いし遠いからと自宅まで車を取りに行き、予約していた郊外のホテルまで送ってくれたり。 . マーケットを終えて宿泊したホテルで荷物ピックアップしTAXI呼んで貰おうとしたら、たまたま隣に居たムッシュが今呼んだばかりだから良かったら一緒にどうぞ、と相乗りさせてくれた上に支払い全部してくれたり。 . 駅に着いたら、これまた案の定ディレイした上にようやく来た電車が途中駅で急に引き返す事になり、慌てて飛び降りたらパスポート入ったサブバッグを電車の中に置き忘れてしまうと言う大失態。たまたまさっきTAXI一緒だったムッシュが同じ車両に居て、同様に慌てて降りたと言う事もあってか駅の係員に事情を説明してくれて引き返した終点で無事にバッグをキープして貰えると言うグッドアシストをしてくれたり。 . 隣町のマーケットに向かう前に荷物を送ろうとTAXIで大荷物と共に郵便局着いたら、まさかの工事中でクローズ。乗って来たTAXIは勿論行っちゃったしTAXIスタンド見当たらないし、メモっていたTAXI会社に電話したらTAXI会社じゃない番号で赤っ恥。近くのカフェで別の郵便局の場所を聞きがてらTAXIを呼んで貰おうと入ったらたまたまカウンターでコーヒー飲んでいたマダム(お客様)が場所の説明は勿論のこと自分の携帯からTAXIを呼んでくれて大荷物のTAXIへの積み込みも手伝ってくれたり。 . 駅のトイレが有料で50サンチーム必要だけれど、お財布の中には1ユーロが2枚だけ。少し多目で1ユーロでもドアの鍵開くであろう勝手な認識でコイン入れるもお金だけ回収されてドア開かず(そもそも設定より高い金額だから開くと言う考えが間違っている)。たまたまトイレ近くに居たカップルに両替して欲しいと1ユーロ渡したら、1ユーロと50サンチームを手渡され、はて？と聞いたら、自身も小銭がなくて困った時に近くに居た人に貰った事が有るから。だから今日はコレ使ってくださいって。 . . ムムム…私の一方的な苦手意識とは裏腹に、この街で出会う人は皆、優しい。しかもその優しさは作られたものではなく当たり前に皆優しい。更には究極とまでは言わないものの割とピンチな時に救世主の様にポッと現れポッと去っていく…何だろうこの温かい感じ。物凄く温かくていつも優しさに溢れている。 . そろそろ苦手なんて言わず、この坂道の街を好きにならなきゃなぁってしみじみ思った午後…南仏は今日もポカポカ陽気で暖かく、また私の心も何だかぽかぽか温かい気持ちでいっぱいです? . . #コレ事柄を殿方に置き換えたらちょっと意味深面白い #私は南仏が大好きだ #midi #southfrance #france #??

souvenirdeparisさん(@souvenirdeparis)が投稿した動画 - 2019/02/12 22:28:07