The Fashion Postのインスタグラム(tfpjp) - 2月11日 21時46分
「ノスタルジアに興味ない」
Deerhunter (ディアハンター) のフロントマン Bradford Cox (ブラッドフォード・コックス) が考えるノスタルジアへの抗い方
Interview With Deerhunter
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思えば、常に危うげな雰囲気を纏うロックスター然としたアーティストを見る機会が少なくなった。
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そんななか、Deerhunter (ディアハンター) のフロントマン Bradford Cox (ブラッドフォード・コックス) は今どき珍しい “アーティスト” と言うことができるだろう。
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世界の終末後の有り様を描いたようなオリエンタルなムード漂う最新アルバム『Why Hasn’t Already Disappeared?』は Jean Baudrillard (ジャン・ボードリヤール) の詩世界や、Percy Bysshe Shelley (パーシー・ビッシュ・シェリー) の詩「オジマンディアス」(見知らぬ地で見知らぬ人に出会い、その見知らぬ人がいかに自分の王国や都市が素晴らしいかということを主人公に話すけれど、そこはもう砂に埋もれてしまった…という詩) に共鳴して作られたという。
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今作も過去作同様、どこか死の影や退廃的な世界を想起させる言葉が並ぶ。にもかかわらずその音像や醸し出すフィーリングに閉塞感は不思議とない。
これは彼やバンドの成長によるものか、それとも精神的な困難を通過してきたことによるものなのだろうか (昨年11月に2012年まで Deerhunter を支えてきたベースの Josh Fauver (ジョッシュ・フォーバー) が死去している)。
はたまた、今作で多用された様々な楽器の効果によるものか。
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渋谷 O-EAST にて行われる老舗インディ・レーベル 4AD 設立40周年を記念したショーケースイベントを控え、リハーサル後に案内された楽屋では、Bradford Cox 本人が衣装だらけの部屋を行ったり来たりしていた。
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時折長椅子に座ったかと思えば、インタビュー後に控えたシューティング用の衣装を気にしてか何着か着替えをはじめたりしていた。
これが彼の普段通りなのかどうかは解らないが、それでも『気にしないで質問を続けて! ちゃんと聞いてるよ』といった具合で、オープンな心持ちでこちらの質問に耳を傾けてくれる。
短い時間の対話ではあったが、彼の口から飛び出したのは今作の楽曲製作のインスピレーション、過去の楽曲群を今に披露することの意味、バンドやファンへの信頼、そしてアーティストとして今抱いている時代への危機感について。
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散文的ではあるが、一度話しだすと熱を帯びて止まらない様子で語りかけてくれた。
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▷ インタビュー内容は webサイトへ
▷ URLはプロフィールをチェック
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‣ Deerhunter ( @deerhuntermusic )
‣ Photographer:Toshio Ohno ( @ph_o.h.n.o )
‣ Writer:Hiroyoshi Tomite ( @hirotomi1201 )
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#TheFashionPost #TFP
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2019/2/11