直樹 加藤のインスタグラム(daimonjiyakatonaoki) - 11月14日 21時07分

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これ、日本の通販で、一番ワインを売っているベルーナの卸部隊が輸入しているボージョレ・ヌーヴォーです。
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ラッキーな事にベルーナと書いてなくて、別の会社名になっています。
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販売開始は、本日24時いや、明日の0時から律儀にルールを遵守しつつ1時間、25時まで販売します。
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深夜より販売開始って、今年が初めてなんで、一昨日と昨日で、店の近所に1000枚のチラシを撒いておきました。
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さて何人来られるのか？？
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ヌーヴォーにも大きな流行みたいなのがあり、ここ数年は、濾過の軽い、エキス感がしっかりある、濁った赤紫色のワインになってます。
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大昔のヌーヴォーって、薄い色合いで、ちょっと濃いめのロゼ？的なシャバシャバして、酸の強い液体で「薄過ぎて売れな〜〜い」とハズキルーペの渡辺謙の様な大声を出したくなるワインばかりでした。
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2500円とかで、酸っぱいワインを摑まされた日にゃ、大声も出したくなるわな。
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価格と満足感の理不尽なアンバランスが、ヌーヴォーの常だったのが、ペットボトルに入ったヌーヴォーが市場に流れ出した頃から、理不尽なアンバランス感が薄れ出しました。
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ヌーヴォーが理不尽に高いのは、航空運賃を原価として読み込まないとならないからです。航空運賃とは、容積も重要な要素ですが、当たり前ですが、重さも価格に反映される要素です。軽ければ軽いほど運賃は、下がります。
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恐らくですが、この頃から濃いワインを好む日本の価値観を、生産者も理解し始めたんだと思います。
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搾汁してから、果皮と果汁を触れあわせておく、スキンコンタクトの時間を長くとり、恐らくですが、浮き上がってくる果皮や果肉の上に、発酵槽の底のワインをポンプで汲み上げて、ドバーッとかける、ピジャージュという工程をいれてるんでない？なんて思いながら。
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とにかく、価格も理解出来るようになって、味わいも、好みの方向性になったので、真面目に売ってみようかな、と言う気になりました。
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深夜の町の酒屋に何人のお客さんが来るのかな？
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来ないかも知れないし、来たとしても、2〜3人かも知れないし。
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今更ヌーヴォー？？いやいや、価格と味わいのバランスが取れてて、純粋に、販売側が売りたくなったんだから、来年も、その次の年も、真面目にヌーヴォーを24時から販売する事にしますわ。
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だって、美味しくて、お手頃で、好みの味わいなんだから。
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