<島根に行ってきました> ・ こないだ行ったばかりだけど、また島根に行ってきました。ロケットストーブ式の石窯を作った時に、お世話になった島根のじいに会いにです。体調が優れないと聞いていたので、どうしても会いたくて会いたくて行ってきました。 ・ じいは人生の中で色んなことをスペシャルに取り組んできた人だけど、ここ6年くらいはカメラのオールドレンズを改造して、現代のカメラに付けて写真を撮ることに夢中でした。そして、何百本ものレンズを作りました。 ・ 前回は家族と行ってきましたが、今回はカメラマンのワカナンを連れて行ってきました。前回じいと話した時に、共通言語のカメラの知識が私がなさすぎて無念を感じたんです。ワカナンは古いカメラや写真への造詣が深く、連れて行けば共通言語で話して楽しい時間が作れるはずと考えていました。 ・ お見舞いとはあんまり思ってなくて、私は病気の人をあんまり病気だと考えたくないんです。残り少ない時間を如何に楽しく有意義に過ごせるかだと思うので、そのために会って楽しい話や時間を作りたいと考えています。 ・ 私は割と早いうちに親をなくしていて、高校生くらいの時から病気の見舞いに行くことが多かったのです。その時に普通であることの大切さを知りました。いつもどおりで変わりなく接してもらった時の嬉しさを肌感覚で知ったので、近しい人が病気になったらそうしたいと思ってます。できるだけ沢山会いに行って楽しい時を過ごしたいです。 ・ 約束した日が2週間くらい前だったのですが、その間にじいの体調がどんどん優れない状態になってしまい、前日には15分くらいなら話せるかもと聞いたのですが、それでもいいと思っていたんです。 ・ 当日行ってみると、じいはベッドから起きていつも通りの椅子に座って、15分のはずが30分、1時間になり、結局楽しく4時間ほど話すことができました。途中、冷蔵庫の中の余り物でパスタを作って食べたり、いつも通りでした。 ・ 私は今、そのレンズの一部を借りて写真を撮っています。じいが作ったレンズの大半は17歳の少年に受け渡されています。彼はじいがレンズを譲るべく現れた人物で、その類稀なるセンスと探究心でものすごい写真を撮っています。 ・ その少年もお父さんに連れられて、同じ日にじいの家で待ち合わせて、みんなで写真とレンズの話ばかりしました。こんな楽しい時間はなかなかありません。全員が幸せを感じた心地の良い時間でした。 ・ じいと会うと自分の中の不合理が動き出します。合理的に生きて行くことを一切選択してこなかったじいが、太陽みたいに輝いて見えてきて、自分が合理的に生きようとしていることが恥ずかしくなります。 ・ 対面しているだけで、本当にやりたいことをやって生きろと言われているような気持ちになってきます。また自分の人生に深く向き合える時間が持てました。ありがとう、じい。また必ず会いに行くからね。 ・ #mylife

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ヒラハルのインスタグラム(wazawazapan) - 9月17日 19時39分


<島根に行ってきました>

こないだ行ったばかりだけど、また島根に行ってきました。ロケットストーブ式の石窯を作った時に、お世話になった島根のじいに会いにです。体調が優れないと聞いていたので、どうしても会いたくて会いたくて行ってきました。

じいは人生の中で色んなことをスペシャルに取り組んできた人だけど、ここ6年くらいはカメラのオールドレンズを改造して、現代のカメラに付けて写真を撮ることに夢中でした。そして、何百本ものレンズを作りました。

前回は家族と行ってきましたが、今回はカメラマンのワカナンを連れて行ってきました。前回じいと話した時に、共通言語のカメラの知識が私がなさすぎて無念を感じたんです。ワカナンは古いカメラや写真への造詣が深く、連れて行けば共通言語で話して楽しい時間が作れるはずと考えていました。

お見舞いとはあんまり思ってなくて、私は病気の人をあんまり病気だと考えたくないんです。残り少ない時間を如何に楽しく有意義に過ごせるかだと思うので、そのために会って楽しい話や時間を作りたいと考えています。

私は割と早いうちに親をなくしていて、高校生くらいの時から病気の見舞いに行くことが多かったのです。その時に普通であることの大切さを知りました。いつもどおりで変わりなく接してもらった時の嬉しさを肌感覚で知ったので、近しい人が病気になったらそうしたいと思ってます。できるだけ沢山会いに行って楽しい時を過ごしたいです。

約束した日が2週間くらい前だったのですが、その間にじいの体調がどんどん優れない状態になってしまい、前日には15分くらいなら話せるかもと聞いたのですが、それでもいいと思っていたんです。

当日行ってみると、じいはベッドから起きていつも通りの椅子に座って、15分のはずが30分、1時間になり、結局楽しく4時間ほど話すことができました。途中、冷蔵庫の中の余り物でパスタを作って食べたり、いつも通りでした。

私は今、そのレンズの一部を借りて写真を撮っています。じいが作ったレンズの大半は17歳の少年に受け渡されています。彼はじいがレンズを譲るべく現れた人物で、その類稀なるセンスと探究心でものすごい写真を撮っています。

その少年もお父さんに連れられて、同じ日にじいの家で待ち合わせて、みんなで写真とレンズの話ばかりしました。こんな楽しい時間はなかなかありません。全員が幸せを感じた心地の良い時間でした。

じいと会うと自分の中の不合理が動き出します。合理的に生きて行くことを一切選択してこなかったじいが、太陽みたいに輝いて見えてきて、自分が合理的に生きようとしていることが恥ずかしくなります。

対面しているだけで、本当にやりたいことをやって生きろと言われているような気持ちになってきます。また自分の人生に深く向き合える時間が持てました。ありがとう、じい。また必ず会いに行くからね。

#mylife


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2018/9/17

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