LiLyのインスタグラム(lilylilylilycom) - 8月6日 10時59分

「松田美由紀」

白雪姫の衣装をきた
美由紀さんが、
優しい声で
「おいで」と
当時0歳だった
私の息子に
腕を伸ばした。

こちらの背筋が
伸びるような
圧倒的な女優オーラ...!!! 同性の私でも
吸い込まれるように
目がいってしまう、
真っ白な胸の谷間。 「おいで」
色っぽいセリフ、
柔らかく優しい声。

現実離れした、
夢みたいな
ワンシーン。

それが
美由紀さんと
初めて出会った
瞬間だった。

それから8年後、
美由紀さんの
事務所にて、
私は顔を覆って
泣いていた。

目の前には、
美由紀さんが
何年もの月日をかけて、
全身全霊でつくりあげた
松田優作全集。

細かな神経を
使って完璧に
仕上げられた
分厚いハードカバー。

完璧主義という
言葉を体感した。

美由紀さんの
愛が、
全ページの
細部にまで
染みわたる
美しい本。

松田優作さんが
伝説的な役者で
あることは
もちろん知っている。

だけど私は思わず
心の底から思ったことを
泣きながら伝えてしまった。

優作さん、
ほんとうに
ほんとうに
よかったね、
素晴らしい
表現者である
みいちゃんに、
こんなにも
こんなにも
愛されて...。 永遠まで
愛する人を
抱きしめて
包み込む
繊細な愛に
くらって
しまった。

もうひとつ、
私がそんなにも
泣いた背景には、
表現者松田美由紀に
対しての
震えるほどの尊敬がある。

女優、写真家、
執筆家...枠にはまらぬ
ほどの表現者でありながら、
妻、母、社長として、
愛する人のために全力なこと...。 それは、
表現者と母の
両立に悩む私にとっては、
涙をともなう尊敬なのだ。

自己を表現しないと
いられないほどの
クリエイティブな
マグマを内側に抱えながら、

愛する人たちのことを
まずは大切に愛したい
母性本能を合わせ持つ。

その苦しみが
想像できるから、
私は美由紀さんが
大先輩だとわかりながらも
きつく抱きしめたくなった。

一緒に涙ぐんだ
美由紀さんの瞳は
切なくも凛としていて
また私はそこに
猛烈な色気を見た。

どのシーンを
切り取っても
魅力的。

天真爛漫で
魅力あふれる
永遠の少女のような
オトナの女性。

みいちゃん♡
と甘えながらも
隅々まで、
尊敬しています。

#松田美由紀
#お返事リリィ
#目もと隠してオトナのはなし

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• 松田美由紀