井上聡のインスタグラム(_ino__) - 7月19日 19時17分

太陽のタマゴ（マンゴー）

10点（10点満点）

その昔、砂糖や胡椒などを巡って戦争が起きたと言われているがこのマンゴーもその当時に存在していたら間違いなく争いが起きていたと思う。それほどまでに上品な甘さを備えたこのマンゴーは食べた人を魅了し夢中にさせてしまうのだ。
今回筆者は贅沢にも皮を剥いて豪快に丸かじりしたのだが、ひと口かじるとこの形状に収まりきらないほどの果汁がとめどなく溢れ出てくる。わからない人はインドの列車の乗車率を想像してほしい。その止まらない果汁が指から腕に伝い、肘まで滴り落ちてくる。身体が固いのかもしくは人体の構造上なのか何度やっても口が肘にギリギリ届かず果汁を舐めれなかったことが非常に残念で× きっと肘も美味しかったのだろう。気付けば数十秒で完食し種だけになってしまっていたのでもっと味わって食せばよかったとそこは後悔が残る。
この太陽のタマゴはマンゴー界で頂点に君臨するだけあって高額なのだが、それに見合うほどの感動がある。（フォレスト・ガンプ一期一会を観た時と同じぐらい感動した）まだ食べたことないのであれば死ぬまでに一度は必ず口にしてもらいたいと思う。でも逆に言えば知らない方が幸せなのかもしれない。

余談だが、この種の周りの繊維に付いた果汁がいつまでたっても逃げる事なく、なくならないので甘いまま半永久的に舐めていられます。おそらく2〜3回洗濯してもまだ甘いと思う。

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