eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 5月4日 22時05分

日没が近づく、京都国立博物館。展覧会にあまり期待していなかったのと、今年初見のシロツメクサに妙に嬉しくなって入場前に15分くらい潰してしまい、後悔しました。
池大雅展が、素晴らしかった✨ 美術史で習ったときにはまるで響かなかったのが、スルスル入って来ました。
理由は単純で、その良さの大部分が写真に写っていないから。昆布だしのように淡く澄んだ彩色と墨調、余白の活かし方、それに基づく空間構成の冴えは、現物でないとわかりません。写真からは印象派の点描っぽい感じが伝わるくらいでしょうか。
基本、中国風の描き方なので、万人向きの画家とは申しませんが、セザンヌの塗り残しに興味を持たれる方なら行って損はなし、と思います❗️ 85年ぶりの大回顧展、会期は5/20まで。
（編集B）
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