鈴木美穂のインスタグラム(mihosuzuki_hamamatsu) - 5月2日 07時08分
長いようで早かった月日が経ち、2008年5月2日に乳がんを告知されてから、今日で丸10年。
おかげさまで、その節目の10年検診を昨日無事クリアすることができました。
10年前、24歳で乳がんを告知されただけでも絶望的に感じたのに、「まずは2年が勝負」と聞いて怯え、その上で治療後も「乳がんは治癒したとみなすことができるまで10年の経過観察が必要」と知り、その長さに呆然としました。
34歳まで、果てしなく遠い道のりな気がしました。
そして、その時からずっとずっとこの時を元気に迎えることを目標にしてきました。
そんな中で先週少し血液検査で異常値が出たこともあり、結果がとても怖くて緊張して、昨夜はうまく眠れず、会社から病院に向かいながら泣き出してしまいそうだったのですが、夫が駅で待っていて付き添ってくれて、一緒にいい結果を聞くことができて、感謝の気持ちで胸がいっぱいで、帰宅したらほっとして涙が溢れました。
(血液検査の異常値は、がんとは関係なく、どうやら追い込みダイエットのつもりで行ったX BodyというEMSトレーニングのジムでの筋トレで筋肉が一時損壊してしまっていたようです…お騒がせしました!) 来年の5月から平成の次の新しい時代が始まりますが、わたしにとっては、一年早く新しい時代が幕開けしたような気持ちです。
ここまでこられたからといって、それは単なる目安に過ぎず、絶対に安心なわけでも、すぐに何かが変わるわけでもないのですが、これまでは検診の度に怯え、半年、一年刻みでしか人生を捉えらず、わたしには人より時間がないかもしれないと生き急ぎながら、逆に何かあったときのために保険をかけておきたい気持ちが挑戦にブレーキをかけてしまい冒険しきれないところもあったので、これからの人生の新しい章は、これまでいつもどこかで縛られていたものから解放されて、いろんな言い訳もやめて、今までより自分に素直に自分らしく、もっと思いっきり冒険もしていけたらいいなと思います。
「10年経ってがんから卒業できる日がきたら…」と長らく抱いてきた夢や野望もあるので、叶えていきたいです。
そして、人生は泣いても笑っても一度きりで、いつまであるかわからない。
それを痛いほど思い知ってきたので、今生きていることがどれだけ貴重でありがたいことかということだけはいつも忘れずに、大切な人と大切な時間を大切に、重ねていきたいです。
大真面目になってしまいましたが、写真は、10年間お世話になってきた先生が「10年のポーズ!」とこのポーズをされたので、2人で真似しました^ ^
検査後で服が乱れているのは、ご愛嬌ということで。笑
夫も、家族も、先生も、同僚も、友人知人も…関わってくださる皆様に、生きていることに、心からありがとうございます。
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2018/5/2