前田彩名のインスタグラム(ayana.maeda) - 4月5日 00時52分
東野圭吾「ラプラスの魔女」
こんなに分厚いのに、
←角度的に見えないけど笑。
読み始めたらやっぱり面白くて、
あっっという間でした。
SF要素も含みつつ、
科学的に根拠のあるデータも交えながら綴られるので、
完全にSFと言い切れないような
「あり得そう」
「いや、もはや事実だったりして?」
というギリギリのラインをついてくるところはさすが!東野作品でした。 「今までの小説をぶっ壊すような作品にしたかった」という意味について、
読み終えてから、
考えを巡らせてみたけれど。
うーん。
主人公がいないところ??
誰の物語かいい意味で分からない感じか。
人物の数が多いゆえか、
それぞれのキャラの描写が少ないところか?? 私には最後まで、
魔女の顔はハッキリ見えなかった。
だから、映画が観たいような観たくないような複雑な気持ちでもある。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」もそうだったけど、好きすぎる作品の映画は観るのに勇気いるね。
で、結局 観るチャンス逃しがち。
それはそれで、
もったいない(。-_-。)。 父性の欠落に関しては、
もしこの作品に出てくるような理由で持ち合わせていない人がいるとしたら、哀しいけれど誰のせいでもなく。
ただ、持ち合わせていないわけでなく
今は覚醒しにくい時代というか、
そんな社会なのかもしれない、
とも思ったり。
だからこそ、
未来は知らない方がいい、
ということになるのかな。
それにしても、
天災から我が子を守ろうとした母親の愛と比べたら、えらい差よなーーとか。。 あまりにも身勝手な犯人には呆れ果てたけれど、
家族を作るっていうのは
簡単なことではないのだな、と
いろんなことを考えさせられ、
胸がザワザワした作品でした。
前日譚も発売されたばかりなので、
読みたいです?
#ラプラスの魔女 #東野圭吾
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2018/4/5