『ヘンリー・ミラーのラブレター』 昨日連れていってもらった素敵なバーで、 無造作にかかっていたこの絵をみて息を飲む。 なんで息を飲んだかっていうと、 昔々、アメリカにヘンリー・ミラーという、 性の文豪と呼ばれた世界的に有名な作家さんがいたんですね。 で、そのヘンリーさんがおじいさんになった時、ある日フラリと日本からやってきた若い女の子に一目惚れしてしまうんです。 それがこの絵の女性、ホキ徳田さん。 本名はヒロコさんっていいます。 (あっちの人はヒロコって発音できないんですね) 老ヘンリーさんはホキさんに猛アタックするのですが、なにせもうおじいさん。 ホキさんは当時20代です。 当然、最初は全然相手にされず、それでもあの手この手でどうにかヘンリーさんはホキさんと結婚までこぎつけます。 しかし、やっぱり障害の多すぎる恋。 結局、ホキさんの夜遊びが激しすぎてふたりは別れてしまいます。 で、そのヘンリーさんがホキさんを追っかける一部始終を記録した『ヘンリー・ミラーのラブレター』っていう本があってですね、 この本がまあめちゃくちゃ面白いの。 これが今まで読んだどんな恋愛指南書よりもすごく役に立ったんです。 ひとが恋に落ちるとどうなるか。 かつて世界的なヤリチンだった男が、年老いて東洋人の小娘ひとりにさんざん振り回されるなんて誰が想像したでしょうか。 まさに事実は小説よりも奇なり。 どんなエンターテイメント小説よりも読みごたえのあるおはなしです。 恋の闘いは無自覚な方が勝つ、と私はこの本から学びました。 女を勝利に導くものは顔でもスタイルで知性でもございません。 「私大好き、人生大好き」という自信そのものなんですね。 だから当然、この本は今も大切に持ってます。 そして、このバーにかかっていた絵はなんとヘンリーさんの直筆。マスターはホキさんとお友達だそうです。 さらになんと驚いたことに、ホキさんは今、芋洗坂で『北回帰線』というお店をやっているとか。 今度機会があったら行ってみたい...。 ちなみにヘンリー・ミラーの代表作『北回帰線』は大変ハレンチなおはなしでおすすめです。 #ヘンリーミラー #北回帰線 #バー #ontherocks #ホキ徳田

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佐伯紅緒のインスタグラム(beniosaeki) - 3月1日 12時48分


『ヘンリー・ミラーのラブレター』

昨日連れていってもらった素敵なバーで、
無造作にかかっていたこの絵をみて息を飲む。

なんで息を飲んだかっていうと、
昔々、アメリカにヘンリー・ミラーという、
性の文豪と呼ばれた世界的に有名な作家さんがいたんですね。
で、そのヘンリーさんがおじいさんになった時、ある日フラリと日本からやってきた若い女の子に一目惚れしてしまうんです。

それがこの絵の女性、ホキ徳田さん。
本名はヒロコさんっていいます。
(あっちの人はヒロコって発音できないんですね)

老ヘンリーさんはホキさんに猛アタックするのですが、なにせもうおじいさん。
ホキさんは当時20代です。
当然、最初は全然相手にされず、それでもあの手この手でどうにかヘンリーさんはホキさんと結婚までこぎつけます。
しかし、やっぱり障害の多すぎる恋。
結局、ホキさんの夜遊びが激しすぎてふたりは別れてしまいます。

で、そのヘンリーさんがホキさんを追っかける一部始終を記録した『ヘンリー・ミラーのラブレター』っていう本があってですね、
この本がまあめちゃくちゃ面白いの。
これが今まで読んだどんな恋愛指南書よりもすごく役に立ったんです。

ひとが恋に落ちるとどうなるか。

かつて世界的なヤリチンだった男が、年老いて東洋人の小娘ひとりにさんざん振り回されるなんて誰が想像したでしょうか。

まさに事実は小説よりも奇なり。
どんなエンターテイメント小説よりも読みごたえのあるおはなしです。

恋の闘いは無自覚な方が勝つ、と私はこの本から学びました。
女を勝利に導くものは顔でもスタイルで知性でもございません。
「私大好き、人生大好き」という自信そのものなんですね。

だから当然、この本は今も大切に持ってます。

そして、このバーにかかっていた絵はなんとヘンリーさんの直筆。マスターはホキさんとお友達だそうです。

さらになんと驚いたことに、ホキさんは今、芋洗坂で『北回帰線』というお店をやっているとか。

今度機会があったら行ってみたい...。 ちなみにヘンリー・ミラーの代表作『北回帰線』は大変ハレンチなおはなしでおすすめです。
#ヘンリーミラー #北回帰線 #バー #ontherocks #ホキ徳田


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2018/3/1

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