北野貴之のインスタグラム(takashi_kitano) - 10月11日 23時34分
今年、ケニアに行ったときに身体1つで生きることができた。アフリカへ人生かけた旅が出来たのは、塩尻さんのお陰です。
土でできた、電気のない、水のない家で生活をしたり。
子供がはしゃいでダンスをしているが、食べれること、寝れる場所、顔の知らない親に捧げる踊り。
スラム街から這い上がり、職業訓練を受け、二度とスラムへと戻らないように教育される成年へ、スピーチ。
離れた家からロバを使って水汲みを共にした時間。
食料物資を民族に届ける、漢の背中。
エイズ孤児と共に、親はもちろんいない。一夜みんなで過ごした家族。そこの代表、塩尻さん奥様。
塩尻さんは、云う。
人生とは陰徳である。
陰徳とは、人に知られないようにひそかにする善行。よい行いを積む。「陰徳を積む」ともいう。
大木を支えているのは見えないところできちんとした根があるからである。
上の葉や木に目は集まるが、土の中の目に見えないところが、目ではうつらないところがあるからだと。
修行のために24-27歳の三年間を浮浪者に自らなった。
仕事は稼ごうと思ったらいつでもできる。なんだってできる。
食事はパンの耳、風呂は琵琶湖。
見返りを求めてはいけない。
歩きながら人に尋ねた、三年間。
尋ねたお言葉は、何か困ったことはありませんか。
何かあれば、お話を全て聞きますよ!
肌で感じた。
日本での当たり前がケニア、世界では当たり前ではないこと沢山あります。
いいことをしても土をかぶり、
浮浪者時代、駅をきれいに掃除、掃除しながら歩いたという。
駅長が感謝の表彰をしたいと打診されたが有り難くお断りさせてもらった。
0になることはこわくない。
人はいつか死ぬ。生きている間に大勢の人と楽しむことが大切。
最後に云った。
限られた命。若い日本人にいいものは伝承したいと。
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2017/10/11