怒涛の日々が終わりました。 あまりにもドラマティックで忘れられない 三日間、僕たちは自然に生かされてるという 事を身をもって知らされる事になりました... 一年間準備してきた中で、まさかの本番日に台風直撃予報、きっとこれには何かしらの意味があるのだと 自分たちを信じて進むしかなかった。 しかしながら天候ばかりはコントロール出来ず三日間の予報は直前まで大雨の予報となった。 それでも初日は予報から一転雨の降らないスタートで 小さな雨が降り出したのも夕方を過ぎた頃で大きな問題もなく終える事が出来た。 問題は2日目、予報では1日中大雨、どころか 強風の横殴りで場合によっては中止か一時中断という 選択種を覚悟しなくてはならなかった。 現場に張り付いてる天気予報士さんと何度も協議を重ね、出来る限りの対策はしたものの実際の天気は その日になってみないとわからない。 とにかく生きた心地のしない中、このイベントを立ち上げたいと思った時の原点の気持ちに立ち返ったり、お客様の楽しんでる顔を思い浮かべながら、あとは人事を尽くして天命を待つしかなかった。 朝起きると思ったほど雨も風も強くない、 それどころか朝から沢山の人が来場してくれて その流れは途切れる事はなかった。 もちろん強風が吹き荒れ身の危険を感じる程であれば 即中止、今はさほど強くはないが台風が近づけば遅かれ早かれそのタイミングはやってくるかもしれないし、朝から雨で寒くて盛り上がれないのではないかと いうことも心配で気が気ではなかった… しかし、会場の熱気は何故かいつも以上にヒートアップして早い時間から会場を埋め尽くす程の人が押し寄せた。 日頃からシャイで自分をどこか抑えてる日本人にとって雨で全てがさらけ出され無防備になる事で、むしろ 本当の意味で我を忘れて熱狂できるのではないかと 思えるほどだった。 その熱狂は最後まで落ちるどころかどんどん強くなるばかりで その日の大トリのThe Chainsmokers が 登場した時は過去三年間を上回る最大の盛り上がりとなった。 夜につれて雨は次第に強くなっていったが、 何とかこのまま上手く終わると誰もが思っていた。 その時、無線に積乱雲が発生との一報が飛び込んできた。緊急会議をする為に大急ぎで本部に戻った。 まだ近くはないがすでに都内で落雷の発生している場所も出ていた。 その時点で終焉まで残り30分。 今のところは大丈夫だが、このまま積乱雲が危険圏内に近づいたら中止して観客を避難させなくてはならない。その可能性が20分以内でやってくるという予報士の言葉にとにかく祈るしか出来る事はなかった。 この時ほど一分一秒が長く感じた事はないくらいの 緊張の間が起きる… ポンと気象を表示する画面が更新された時、 何とか積乱雲が遠くに離れた事が確認された… まるで僕らの心が試されたかのような時間だったが 最後のフィナーレはいつも以上に感動的であったのは間違いない。 しかし安堵もつかの間、終演後の深夜に台風が通過 し暴風域に入るかもしれないとの情報が入ってきた。 出来る限りの補強と安全対策はするが、万が一レベルを超える風が吹いてステージが損傷が発生すれば いくら天候が回復しても開催する事は出来ない。 最後まで気が抜けない瞬間ばかりだったけど ここまできたらもう全ての運命を受け入れるしか ないという気持ちにまで吹っ切れていた。 予報通り深夜に横殴りの強い雨風がおきた。 これが日中だったら確実に中止とだったであろう。 朝方、会場に戻ると一部の損傷はあったものの 何とか回復出来るレベルで最終日も無事開催する事が 出来た。それどころか、台風一過で30度超える夏日となって夏を締めくくるフェスとしてこの上ないくらいの晴天となった。 なぜか雨が恋しくなるほどの気持ちになったのは不思議な感覚で全ての自然を愛おしく思えるほど壮大なドラマを見させられた感覚となっていた。 サンセットのKygoは本当に神がかっていたし、 ラストのTiesto,Carl cox, Underworldの三大レジェンドが心の底から音楽を楽しんでいたのが手を取るようにわかった。 もちろん来てくださったお客さんもこの苦楽を共に 耐え抜いた戦友のような感じで全てが繋がっているよいに感じた。 あぁきっとこの感覚を自然は僕らに教えにきてくれたんだなぁ…と。 三日間で12万人、全ての神様が集まったかのような 全天候型フェスティバル。 巷では色々斜めに見られたり、未だ自分には関係ないと来てくれない人もいるけど、間違いなくこの地球上に今必要なエネルギーが集まっている場所になっていたと思います。 僕たちは自然に生かされて雨も風も太陽も全てに 意味があって全てがあってこそ成り立っているんです。だから自然にもっともっと感謝して 生きなくてはならないと改めて強く思わされました。 長くなりましたが最後に、悪天候の中必死に作業、運営してくれたスタッフの皆様、大きな判断をしてくださったスポンサーや関係各位の皆様、最高のプレイをしてくれたアーティストの皆様、応援してくれた友人、そして間違いなくMVPであろう会場に来場してくれた沢山の皆様、そしてそして全てを教えてくれた大自然に心から感謝します。

kenji_kohashiさん(@kenji_kohashi)が投稿した動画 -

小橋賢児のインスタグラム(kenji_kohashi) - 9月21日 20時13分


怒涛の日々が終わりました。
あまりにもドラマティックで忘れられない
三日間、僕たちは自然に生かされてるという
事を身をもって知らされる事になりました... 一年間準備してきた中で、まさかの本番日に台風直撃予報、きっとこれには何かしらの意味があるのだと
自分たちを信じて進むしかなかった。
しかしながら天候ばかりはコントロール出来ず三日間の予報は直前まで大雨の予報となった。

それでも初日は予報から一転雨の降らないスタートで
小さな雨が降り出したのも夕方を過ぎた頃で大きな問題もなく終える事が出来た。
問題は2日目、予報では1日中大雨、どころか
強風の横殴りで場合によっては中止か一時中断という
選択種を覚悟しなくてはならなかった。

現場に張り付いてる天気予報士さんと何度も協議を重ね、出来る限りの対策はしたものの実際の天気は
その日になってみないとわからない。
とにかく生きた心地のしない中、このイベントを立ち上げたいと思った時の原点の気持ちに立ち返ったり、お客様の楽しんでる顔を思い浮かべながら、あとは人事を尽くして天命を待つしかなかった。

朝起きると思ったほど雨も風も強くない、
それどころか朝から沢山の人が来場してくれて
その流れは途切れる事はなかった。

もちろん強風が吹き荒れ身の危険を感じる程であれば
即中止、今はさほど強くはないが台風が近づけば遅かれ早かれそのタイミングはやってくるかもしれないし、朝から雨で寒くて盛り上がれないのではないかと
いうことも心配で気が気ではなかった…
しかし、会場の熱気は何故かいつも以上にヒートアップして早い時間から会場を埋め尽くす程の人が押し寄せた。

日頃からシャイで自分をどこか抑えてる日本人にとって雨で全てがさらけ出され無防備になる事で、むしろ
本当の意味で我を忘れて熱狂できるのではないかと
思えるほどだった。
その熱狂は最後まで落ちるどころかどんどん強くなるばかりで その日の大トリのThe Chainsmokers が
登場した時は過去三年間を上回る最大の盛り上がりとなった。

夜につれて雨は次第に強くなっていったが、
何とかこのまま上手く終わると誰もが思っていた。
その時、無線に積乱雲が発生との一報が飛び込んできた。緊急会議をする為に大急ぎで本部に戻った。
まだ近くはないがすでに都内で落雷の発生している場所も出ていた。

その時点で終焉まで残り30分。
今のところは大丈夫だが、このまま積乱雲が危険圏内に近づいたら中止して観客を避難させなくてはならない。その可能性が20分以内でやってくるという予報士の言葉にとにかく祈るしか出来る事はなかった。

この時ほど一分一秒が長く感じた事はないくらいの
緊張の間が起きる…

ポンと気象を表示する画面が更新された時、
何とか積乱雲が遠くに離れた事が確認された…

まるで僕らの心が試されたかのような時間だったが
最後のフィナーレはいつも以上に感動的であったのは間違いない。

しかし安堵もつかの間、終演後の深夜に台風が通過
し暴風域に入るかもしれないとの情報が入ってきた。
出来る限りの補強と安全対策はするが、万が一レベルを超える風が吹いてステージが損傷が発生すれば
いくら天候が回復しても開催する事は出来ない。
最後まで気が抜けない瞬間ばかりだったけど
ここまできたらもう全ての運命を受け入れるしか
ないという気持ちにまで吹っ切れていた。
予報通り深夜に横殴りの強い雨風がおきた。
これが日中だったら確実に中止とだったであろう。

朝方、会場に戻ると一部の損傷はあったものの
何とか回復出来るレベルで最終日も無事開催する事が
出来た。それどころか、台風一過で30度超える夏日となって夏を締めくくるフェスとしてこの上ないくらいの晴天となった。

なぜか雨が恋しくなるほどの気持ちになったのは不思議な感覚で全ての自然を愛おしく思えるほど壮大なドラマを見させられた感覚となっていた。

サンセットのKygoは本当に神がかっていたし、
ラストのTiesto,Carl cox, Underworldの三大レジェンドが心の底から音楽を楽しんでいたのが手を取るようにわかった。
もちろん来てくださったお客さんもこの苦楽を共に
耐え抜いた戦友のような感じで全てが繋がっているよいに感じた。

あぁきっとこの感覚を自然は僕らに教えにきてくれたんだなぁ…と。

三日間で12万人、全ての神様が集まったかのような
全天候型フェスティバル。
巷では色々斜めに見られたり、未だ自分には関係ないと来てくれない人もいるけど、間違いなくこの地球上に今必要なエネルギーが集まっている場所になっていたと思います。
僕たちは自然に生かされて雨も風も太陽も全てに
意味があって全てがあってこそ成り立っているんです。だから自然にもっともっと感謝して
生きなくてはならないと改めて強く思わされました。

長くなりましたが最後に、悪天候の中必死に作業、運営してくれたスタッフの皆様、大きな判断をしてくださったスポンサーや関係各位の皆様、最高のプレイをしてくれたアーティストの皆様、応援してくれた友人、そして間違いなくMVPであろう会場に来場してくれた沢山の皆様、そしてそして全てを教えてくれた大自然に心から感謝します。


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2017/9/21

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