ヒラハルのインスタグラム(wazawazapan) - 9月5日 17時40分
無事全ての日程を終えて帰路に着きました。後は、富山で鱒寿司をお土産に買って帰るだけです。
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今回の撮影で一番驚いたのが、下地の工程でした。木地を削る、漆で仕上げをするというところは、以前にも見学させていただいて、理解を深めることができたのですが、下地は想像を超えていました。
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下地は最終的に全く見えなくなります。木地師の仕事は形として表現されますし、塗師の仕事はしっかりと目に見えます。下地は見えない分、如何様にも手を抜くことができます。小谷口さんの椀は、下地も全てにおいて完璧な工程で作られています。
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椀の口の部分と底は特に力がかかるため、布張りをされています。漆ともち米を混ぜたもので布を貼っていく作業がこの映像です。この部分は後の下地の工程「研ぎ」によって、布と木地の境目が全くなくなり、最終的に布が貼ってあることは、一切見えなくなってしまいます。
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全ての下地の工程が終わるまで45日以上かかります。伝統工芸の資格もないため、下地師の仕事は表に出ることはありません。
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一日研ぎだけで終わる日も多々あるそうです。こういった地道な作業が、素晴らしい器を作るのだと改めて感動しました。販売させていただくことが、また一層楽しみになりました。
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11月後半には、わざわざにこの椀が届きます。到着が楽しみで仕方ありません。
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#newitem #漆の椀 #下地
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2017/9/5