黒沢あすかのインスタグラム(kurosawa_asuka_official) - 8月1日 16時03分

ジャンヌ・モローさん死去。

フランソワ・トリュフォー監督作品「突然炎のごとく」はジャンヌ・モローさんの代表作のひとつ。私にとっても忘れられない、そして私の転機にもつながる作品でもありました。

柳町光男監督作品「愛について、東京」のオーディションのとき「感想をレポートにして次のときに聞かせてくれ」と言われた作品でした。

この作品の他にも数々の名作を出され、父親とビデオ屋をハシゴ。廃盤になったとか、うちには置いていないとか。図書館に出向いて映像がないか聞いてまわったりもしました。

見つけ出せない焦り。見ないと落選してしまう不安。言い渡される作品の内容はどれも難しく、私には理解に苦しむものばかり。

見た目だけは大人びていた私でしたが内面は幼く、映画の世界観なんてこれっぽっちも引き寄せて考えられなくて、頭の中がこんがらがる始末。

提出するレポートには目を通してくれますが、良いのか悪いのかの回答も無く次見る作品を言い渡される繰り返し。合格とも言われない中、果てしなく続くオーディションに頭が狂いそうでした。

でも柳町監督が見てこいと言われる作品の共通点だけは見い出せることができ、ひと筋の光が見えた時には、また力が湧いてきたことを思い出します。

キラ星がまたひとつ消えてしまいました・・・ #ジャンヌモロー #フランス人女優#ヌーベルバーグ#先陣をきる#突然炎のごとく #死刑台のエレベーター #鬼火 #恋人たち #監督業 #70年代#カンヌ国際映画祭 #最優秀女優賞

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