「Making-Love Club」第2弾開催のお知らせ 6月1日(木)よる7時半から 会場:渋谷Loft9 円山町1-5 入場料:1500円+1D 公式サイト:https://making-loveclub.com Talk session: 『日本の政治と表現の自由について』 Short Film:UMMMI. DJ:MONJOE from yahyel/DATS Live:Maika Loubté STATEMENT 「自由って気付いたら案外なくなってるもんなんだよね。ちょっとぼけっとしてたらさ、この7年で日本の報道の自由度ランキングが11位から72位までさがってたんだなんて誰が気付く? テレビじゃコントみたいな国会のやりとりが流れてて、道徳の教科書にはパン屋って書いちゃいけないんだとかほんと笑っちゃうけど、でもそれがこの国で、私たちはそこで暮らしてる。そんな時代に、ここで生きてるってどういうことなんだろう。」 「学び考え、表現する権利が誰にでも与えられている。そんな開かれた国に私たちは生きている」 平成の教育は子供たちにそう教えてきた。  生まれた時から憲法によって自由が約束され守られているんだと安心して、いつのまにか私たちは、その自由を意識することすら忘れてしまったみたいだ。「共謀罪」、改め「テロ等準備罪」設立に向けた動きが勢いを増している。この法案は「テロ “等”、何かしらの犯罪と関係がありそうだから」という理由で集会や政治活動を取り締まることを可能にする。ジャーナリズムはもちろん、アートや文学といった産物が社会を多角的に切り取って、意見を交換し合うことは、とても大切だったはずだ。話し合うことが既に処罰の対象となりうるような社会が現実になった時、Making-Love Clubが前回のイベントから掲げる「民主的政治空間の構築」というゴールは一向に達成されない。私たちはやっぱり、アートも政治もどんなカルチャーも全て同じテーブルの上で話していたい。  自由にまつわる私たちを取り巻く環境は今徐々に、もしかすると急速に、変わってきている。この状況を黙ってじっと見過ごしてしまったら、この国の民主主義なんて幻想に過ぎなかったんだと未来の誰かは嘆くだろう。私たちは声を大にして「そうじゃない」と訴えかける必要がある。10年後の若者に「あのころあいつらが何もしなかったせいでカルチャーは廃れたんだ」だなんて言わせない。(もっとも、そんなことを言う事すら許されない社会になっているのかも知れない。) 自由の虚像の上であぐらを掻いている場合じゃないんだ。  大前提として当たり前に捉えていた民主主義を、今改めて考える必要がある。 企画:中川えりな 文章:菊池まこと フライヤーデザイン:北村尚

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Erina Nakagawaのインスタグラム(erinacarmen) - 5月19日 14時53分


「Making-Love Club」第2弾開催のお知らせ
6月1日(木)よる7時半から
会場:渋谷Loft9 円山町1-5
入場料:1500円+1D
公式サイト:https://making-loveclub.com

Talk session:
『日本の政治と表現の自由について』
Short Film:UMMMI.
DJ:MONJOE from yahyel/DATS
Live:Maika Loubté

STATEMENT
「自由って気付いたら案外なくなってるもんなんだよね。ちょっとぼけっとしてたらさ、この7年で日本の報道の自由度ランキングが11位から72位までさがってたんだなんて誰が気付く? テレビじゃコントみたいな国会のやりとりが流れてて、道徳の教科書にはパン屋って書いちゃいけないんだとかほんと笑っちゃうけど、でもそれがこの国で、私たちはそこで暮らしてる。そんな時代に、ここで生きてるってどういうことなんだろう。」 「学び考え、表現する権利が誰にでも与えられている。そんな開かれた国に私たちは生きている」

平成の教育は子供たちにそう教えてきた。  生まれた時から憲法によって自由が約束され守られているんだと安心して、いつのまにか私たちは、その自由を意識することすら忘れてしまったみたいだ。「共謀罪」、改め「テロ等準備罪」設立に向けた動きが勢いを増している。この法案は「テロ “等”、何かしらの犯罪と関係がありそうだから」という理由で集会や政治活動を取り締まることを可能にする。ジャーナリズムはもちろん、アートや文学といった産物が社会を多角的に切り取って、意見を交換し合うことは、とても大切だったはずだ。話し合うことが既に処罰の対象となりうるような社会が現実になった時、Making-Love Clubが前回のイベントから掲げる「民主的政治空間の構築」というゴールは一向に達成されない。私たちはやっぱり、アートも政治もどんなカルチャーも全て同じテーブルの上で話していたい。  自由にまつわる私たちを取り巻く環境は今徐々に、もしかすると急速に、変わってきている。この状況を黙ってじっと見過ごしてしまったら、この国の民主主義なんて幻想に過ぎなかったんだと未来の誰かは嘆くだろう。私たちは声を大にして「そうじゃない」と訴えかける必要がある。10年後の若者に「あのころあいつらが何もしなかったせいでカルチャーは廃れたんだ」だなんて言わせない。(もっとも、そんなことを言う事すら許されない社会になっているのかも知れない。) 自由の虚像の上であぐらを掻いている場合じゃないんだ。  大前提として当たり前に捉えていた民主主義を、今改めて考える必要がある。

企画:中川えりな
文章:菊池まこと
フライヤーデザイン:北村尚


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2017/5/19

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