黒柳徹子のインスタグラム(tetsukokuroyanagi) - 5月18日 15時10分

昨日の午後は、別の避難民キャンプで、地雷についての教室が、開かれているとのことで訪問しました。
ミャンマーは、現在、世界で地雷の被害が、最も多い国の一つとされています。
ミッチーナで、自分の家の畑の野菜を取りに行って、地雷を踏んでしまって、膝から下を、失くした少年に会いました。
地雷は、最初に埋めてあった場所から、雨などで、動いてしまうのです。
昨日まで、無かった自分の家に、いきなり地雷が来てしまったりするのです。
私はアフガニスタン、ボスニアヘルチェゴビナ、コソボなどでは、子どもを狙う目的の地雷など、たくさんの地雷を見てきたので、地雷の恐さは十分に知っています。
この教室では、小さな幼稚園から 小学6年生くらいまでの子ども達が集まり、先生の話を、真剣に聞いています。
先生は、色んなタイプの地雷が描かれてある、大きな絵本のようなものを、手に持って、「このような地雷には、気をつけなさい」と、一つずつ丁寧に説明なさっていました。
また、本物の地雷(もちろん安全なもの)を、実際に子ども達に見せて、注意をするように教えています。
地雷の勉強をしないといけないなんて、つらいことだと、私は、授業に参加して強く思いました。
草むらがあれば、「わーっ」と飛び込んで行けた、私の子ども時代が懐かしく思い出されました。

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