【母の日に、鼻の奥がツーンとする絵本】 ゴールデンウィークに本棚の掃除をしていたら、手をとめて思わず読み込んでしまった“再発見本”をご紹介します。『手から、手へ』。2012年に出版された、池井昌樹の詩に、植田正治の写真をつけた絵本です。 どんなにやさしいちちははも おまえたちとは一緒に行けない どこかへ やがてはかえるのだから これは帯に引用されている本文の一節。「ちちはは」から「おまえたち」へ語りかけるように伝えられる普遍的な家族の物語は、ページをめくるたびに胸がぐっと締めつけられ、本を閉じたあともしばらく鼻の奥がツーンとします。詩の池井昌樹は1953年生まれ、写真の植田正治は1913年生まれと、時代の異なる二人の作品が本の上で並ぶことで、時代を超えてつながっていくひとつの物語が立ちあがる。詩の言葉と写真とを、ページを繰る速度でゆっくりと味わうことができる絵本だからこそ、より心に深く染み込むものがあります。 今日は、母の日。鉛筆書きの“かたたたきけん”にリボンを掛けて、素直に”お母さん、ありがとう”と伝えていた子供の頃と比べると、自分も親も歳をとり、家族の形態や関係が変化して、あれやこれや昔ほどはシンプルにいかないもの。そういう大人のために、シンプルに研ぎ澄まされた言葉と写真とで綴られた、この本があるのかもしれません。(編集W)#母の日 #mothersday #book #picturebook #poem #gift #ギフト #ギフトアイディア #fashion #follow #SPURFashion #SPUR #2017ss

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SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 5月14日 11時45分


【母の日に、鼻の奥がツーンとする絵本】
ゴールデンウィークに本棚の掃除をしていたら、手をとめて思わず読み込んでしまった“再発見本”をご紹介します。『手から、手へ』。2012年に出版された、池井昌樹の詩に、植田正治の写真をつけた絵本です。

どんなにやさしいちちははも
おまえたちとは一緒に行けない
どこかへ
やがてはかえるのだから

これは帯に引用されている本文の一節。「ちちはは」から「おまえたち」へ語りかけるように伝えられる普遍的な家族の物語は、ページをめくるたびに胸がぐっと締めつけられ、本を閉じたあともしばらく鼻の奥がツーンとします。詩の池井昌樹は1953年生まれ、写真の植田正治は1913年生まれと、時代の異なる二人の作品が本の上で並ぶことで、時代を超えてつながっていくひとつの物語が立ちあがる。詩の言葉と写真とを、ページを繰る速度でゆっくりと味わうことができる絵本だからこそ、より心に深く染み込むものがあります。
今日は、母の日。鉛筆書きの“かたたたきけん”にリボンを掛けて、素直に”お母さん、ありがとう”と伝えていた子供の頃と比べると、自分も親も歳をとり、家族の形態や関係が変化して、あれやこれや昔ほどはシンプルにいかないもの。そういう大人のために、シンプルに研ぎ澄まされた言葉と写真とで綴られた、この本があるのかもしれません。(編集W)#母の日 #mothersday #book #picturebook #poem #gift #ギフト #ギフトアイディア #fashion #follow #SPURFashion #SPUR #2017ss


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2017/5/14

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