西田善太のインスタグラム(zentanishida) - 10月23日 19時31分

柳デザインを改めて見直したあと(写真)、金沢21世紀美術館で深澤直人さんキュレーション「工芸とデザインの境目」。とても「編集的」で実験的な展示、ところどころに強引な投げかけもあったし、そう言われればそうだけどホントかなぁ？ と思いつつ、きっとそれは深澤さんの思うツボ、考え始めるきっかけなのだな、とひとりつぶやきながら、金沢おでん屋さんに向かったのであった。柳宗理は雑誌『民藝』の連載「新しい工藝」でかつて、ブラウンのシェーバー、デニム、硬式野球ボールから、波止場のボラードまで取り上げて、侃侃諤諤の論議を巻き起こしたことを合わせて思い出す。問いは投げかければいいものではなくて、受け手側を扇動するなり、迷走させるなりして、新しい答えに導かなければならないなぁ。とか考えながら、果たして、はてさて。 #工芸とデザインの境目 #金沢21世紀美術館

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