東紗友美のインスタグラム(higashisayumi) - 1月22日 19時31分
2016.3.26公開【リップヴァンウィンクルの花嫁】
「どうしたら幸せになれるのかな?確かなものなんて、どこにもないんじゃないの?」
そんなつかみどころのない不安を抱えながらも、私たちは今日を自分なりに精一杯に生きている。
みんなが抱えた漠然としたつかみどころのない不安を、そっと希望に変えてくれるような映画。
まいにちを、大事にしたくなります。
ふわっとした綿菓子を口に含んだときのあの感触、甘くて夢みたいで、このときが永遠に続けば良いのにって想いがしてきて、この人たちの「これから」をずっとずっと観ていたいとおもえる映画でした。
岩井俊二さん作品の中でも特に「笑える」箇所が多い映画だったとこも良かった。
でも、儚くて美しい瞬間や、言葉にできないほどの切なさもいっぱいなんです。
感情の旅をさせてくれます。
黒木華ちゃん。
その全てがフォトジェニックで素晴らしいのはもちろんのこと、綾野剛さん演じるアムロのキャラも可笑しくて。
彼のさりげない言い回しとかがいちいち笑ってしまって。
この世の中のどこかに存在しているであろう「こういう人、いる!」的な感じが絶妙なんですよね。
映画 シャニダールの花に引き続きこのタッグ、良いなぁと思いました。 あんまりにぴったりの相性に、なかなか抜け出せない映画の旅へ見るものをいざなってくれます。
でもね、観ていてとても胸が締め付けられたのはcoccoさん演じる真白(ましろ)の人間性。
強いように見えて弱くて、
明るく振舞っててもむねに悲しみを抱えてて、
ほんとは誰かにそばにいて欲しくて。
こういう痛みに気付いてあげられるような人でありたいと願ったし、自分の中にある優しさに出会う映画です。
そして後半に登場するウェディングドレスのシーンは、とても美しいシーンだった。
はぁ〜。 そしてそして、ちよっと話は逸れますが、ガンダム好きの方は(特にファーストガンダム)きっと嬉しくなりますよ。色んなワードがチラチラ出てきます!笑
さらに、「別れさせ屋」だったり「結婚式の参列者代行業者」だったり、実態のよくわからなかった仕事について、それを利用する人の苦悩も知りました。
結婚式って誰のためのものなんだろう?
家族?
相手?
自分?
そんなことも考えたよ。
気づいたらたくさんのこと考えてた映画。
小説も、読んでみようかな!
#岩井俊二 #リップヴァンウィンクルの花嫁
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2016/1/22