風間ゆみえのインスタグラム(yumie_kazama) - 9月13日 16時10分

待ち合わせの時間よりもずいぶん早めに到着して、新越谷ヴァリエという駅ビル内に見つけた七葉という甘味茶屋に立ち寄ってみる。夏の忘れ物みたいに店のコーナーには氷旗が揺れていた。しばらく眺めた(悩んだ)メニューからは玄米茶をオーダーすると、まもなくテーブルに届いた玄米茶がなんとも美味しく、期待を膨らませ思わず、おろし饂飩までオーダー。少しお時間いただきますと言われたけど、時間なら十分にありますとワクワクしながら待つこと10分から15分くらい、白く艶やかな讃岐うどん。夏の終わりから体調を崩した父の病院の付き添いの楽しみがひとつ増えました(笑) 次は季節外れな抹茶フロートをオーダーするつもり。

もうひとつの楽しみは、私の幼少をさらに遡る時代背景に、私の記憶にはない、草木や土の匂いを強く感じる父の出生から、幼少の頃、この夏に他界した祖母(父にとって母)の話を聞くこと。物質的に恵まれ過ぎた今どういうものかと愚考したりしていたこと、真逆の境遇にあった父の話からあまりある物の前に感謝の気持ちを薄くした自分に気づかされたり。修学旅行よりも長靴が欲しかった幼い父の姿を思ったり、病院という喜ばしい場所ではないけれど、父とふたりゆっくりとした時間(待ち時間)を過ごし、父に初めて触れたような気がして嬉しく思う。

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