モルのインスタグラム(m_scape) - 6月25日 00時00分

୨୧ᕼᗩᑭᑭY ᗷIᖇTᕼᗞᗩY୨୧
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嫁くんと出会ったのは会社が今のビルに移る前のこと。
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90年代に建てられた古いビルの玄関前でぼ～っと立ってる女性がいたので、不思議に思い話しかけてみた。
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『どうしました？中に入らないんですか？』
「え？あ、あぁぁ...こっち自動ドアじゃなかったぁ///」
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振り向いてから同じビル内でなんども見かけたことのある人だと気づく。
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ふだん通らない隅っこの通路だからと必死に言い訳しながら真っ赤になってる姿が可愛かった。
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たまに会うと会釈する程度だったが、この日をきっかけに挨拶をするように。
と言っても「暑いですね～」とかその程度。
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そんな折、めずらしくお昼時にロビーで彼女を見かけた。
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『今からランチ？』
「あ、モルさん♪そうなんですけど…」
『どうしたの？』
「いつもはお弁当なんですけど、今日は寝坊して作れなかったんで外で食べようって。でも、どこで食べればいいかわからなくて...」
『ボクも今からだから、よかったら一緒に行く？』
「はい！」
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この日はお肉の気分だったのでステーキが格安で食べれるポルトガル料理のお店に連れて行ったんだけど、ボクと同じ300gを頼んでしまい苦しそうにしながら最後こっそりボクの鉄板に食べきれないのを乗せてきたのが笑えた。
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それからは彼女が外ランチのときは朝に連絡が来て一緒にいくように。
新規開拓と称していつも二人でいろんな店をまわった。
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食の好みが似ているというのもあるのかもしれない。
２人でする食事は居心地もよかった。
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いろいろ話をするうちに彼女がかなりの天然だというのも気づいた。
手動ドアの前で佇むのもあのあと何回かやったらしい。
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ある日、いつものようにランチをしていると
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「来週あたし誕生日なんですけど、友だちの予定があわなくてボッチなんです」
『で、美味しいもの食べたいから一緒に来てほしい...と』
「さっすがぁ♪もう以心伝心ですね♡」
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こんな感じで初めてのデートをすることに。
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といってもまだ付き合ってなかったので、プレゼントはごく控えめなものにして食事を奮発しようと夜景が綺麗なお店を予約した。
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あまりみる機会がないのか、窓からの夜景にテンションあがりまくりの彼女。
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話をしながらも時々外を眺めててグラスを持とうとする手が宙をさまよっていたので
『ゆっくり見ていいよ』
というと、窓際まで移動して熱心に見だした。
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彼女の目が離れたすきにウェイターさんに合図を送り、テーブルにサプライズケーキを運んでもらう。
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突如あらわれたケーキに戸惑っている彼女にむけて店員さんみんながバースデーソングを歌ったあと
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「めぐみさんお誕生日おめでとうございます♪」
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と言われたとき、
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「なんでお店の人があたしの誕生日知ってんの？すごい！！」
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ってまた天然っぷり炸裂させた。
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お店の人もノリノリで
「もちろん知ってましたよ♪」
って返してくれたからボク大爆笑。
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ほんとおかしいですよね。
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独身で嫁くんなんていないのに。
ボク頭おかしい。
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とバースデー妄想を繰り広げましたが本日はめぐちゃん（ @megumi.0625 ）のお誕生日！！（これはホント）
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#bd_megumi0625
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誕生日おめでとうございます????
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めぐちゃんにとってステキな1年になりますように(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ﾉ"
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#もちろん無許可キャプ
#サプライズプレゼントする相手がほしい
#って1年前にも書いたけど叶ってない
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